桃太郎レジェンド - 桃太郎レジェンド

〜桃太郎レジェンド〜

 今より遥か昔。鎌倉に幕府を置いた源頼朝は征夷大将軍の地位を天皇から引き離すことに成功し、その存在を不動なものいしていたころ。
 一人の男が霧と消えた。友を守り、誇りを守り、そして散っていった彼。男の名は、天純(あまずみ)。大妖としてその名を知られた妖のひとりだった。

 彼には好適と呼べる朋友がいた。時に戦い、時に協力し合い、互いに互いを高めあっていた。天純のその友には三人の弟子がいた。当然妖であるが、それぞれに皆個性豊かでそれなりに楽しい時間ではあった。人間の環境に大きな変動があっても、戦があっても彼らは自由に、奔放に生きていた。
 だが。
 弟子の一人であった者が突如、彼らを裏切ったのだ。彼は何の目的か彼等の主である天純の友に深手を負わせ、そのうえ主がいつも身に付けていた赤い宝玉を奪い、逃走した。他の弟子達はそれを阻止しようとしたが今まで隠していた力の前に、成す術もなくその身に一生の傷を負った。
 その事を聞いた天純は弟子であった者を追い、戦いを挑んだ。そして弟子達が協力者を連れて彼のもとに参じた時には、時すでに遅かった。そこにあったのは無残な姿に変わり果てた主の朋友の姿だけだった。
 
 そして今、俺の目の前に現れた犬耳のこの男の主がその弟子と合い間見え、体を封じられてしまったのだという。そして天純とやらが俺の前世で、その朋友の主とかいうのが犬耳の男の主人だというのだ。だからこの犬耳が、主の弟子、ということになる。
「でも、それじゃ計算が合わない。お前が本当に・・・その、弟子なら今800歳以上だろ?」 
「ええ」
 落葉がかさかさと揺れ、風が吹いていることが分かる。そして俺達はその中を歩いていたが未だ落葉の道の出口につきそうに無い。
「私達妖は基本的に長命です。鬼の血を引いておりますから」
「へー・・・ん!?」
 今、何か聞き捨てなら無い言葉を聞いた。鬼の血を、何だって?
「血を引いているのです。私は鬼族(おにぞく)の父親と獣狼族(じゅうろうぞく)の母親を持つ混血です。我が主である荒天斎様に至っては正真正銘の鬼族です」
 何だか果てしない話だな。じゃあ昔から知られてる鬼は何なんだ?まだまだ出口は遠そうだ。道も、俺の現実へ帰る道も。

 ああ、俺は一体どこに向かおうとしてるんだ?

後書き

ああ、テスト期間に入って小説が書けません・・・。

これを使って歴史の勉強をしてたりして。

桃太郎は驚いてばかりですね。

早く本格的な話に入らないかなあ。

この小説について

タイトル 桃太郎レジェンド
初版 2006年11月29日
改訂 2006年11月29日
小説ID 1022
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