テニスの王子様 - 白い月

織名

白い 白い 真昼の月を見上げた


「トリップした〜い!」

空に浮かぶ白い月を見ながら憂(ゆう)はそう叫んだ。

「久々に3人で帰れると思ったら早速それかよ」

観里は短い焦げ茶色の髪が風に靡くのを手で止めながら言った。

「良いじゃん!夢があるって良いことだよ!ね、春(はる)」

「うん。私もトリップなんて本当にあったら面白そうだと思ってるよ」

春は憂と観里を微笑みながら見ていたが、憂に話しをふられ咄嗟に口を開いた。

「春までそんなこと言うの〜?俺だけ仲間はずれみたいじゃん!」

「そんなことないよ。観里だって友達なんだし、私と憂はただ本当にあたら良いねって話してるだけ」

「「それを仲間はずれにされてるみたいって言ってるんだよ!」」

素でボケている天然な春に対し、憂と観里が同時につっこむ。

「ねえ、こんなところに道ってあった?」

観里が何に気づいたのか道の向こうにある獣道を指差した。

「獣道だかいつできても可笑しくないと思うよ?」

「でも、昨日まではなかったぢ、獣道って一日でできるのかな?」

憂と春は昨日のことを思い出しながら話す。観里は二人が思い出している間に回りに人がいないかを確認している。

「これはもしやトリップの前兆!?この道を進めばテニプリの世界に「行けるわけないだろ」

今にも獣道の中に行ってしまいそうな憂を観里が制服の首元を掴んで連れ戻す。

「でも、行ってみる価値はあるかもよ?」

そう言って春は獣道の中へと進んでいく。

「あっ、春!チッ、憂だけが行くなら置いてったものを春が行ってちゃ追いかけるしかないだろうが!」

「うちなら置いて行くの!?」

春を追いかける観里に観里の言葉を聞き観里を追いかける憂。そして少し歩くとすぐに春は見つかった。

「あ、観里に憂。ここから先は行き止まりだよ。戻ろう」

振り向いた春がそう言うと二人も頷いて踵を戻した。

「み、道がない!!」

そう叫んだのは憂で、春が確認のために、もう一度後ろを振り向くとそこにはあるはずの無い道ができていた。

「こっちに進むしかなよ。行こう」

観里がそう言って中に入ると、他の2人も中に入ってしまった。






「・・・・ここは、一体?」

3人の目の前にあるのは人影がなく「立ち入り禁止」の札がかかげてあるトンネルだけだった。


「お前ら、そこで何してる?」

おの声に振り向くとそこにいたのは・・・・・。




続く



後書き

初めまして。織名です。
初投稿ですが大好きなテニスの王子様の二次創作を投稿してしまいました。
次回からはキャラがたくさん出てきますので、しばしお待ち下さい。

この小説について

タイトル 白い月
初版 2006年12月9日
改訂 2006年12月9日
小説ID 1047
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