FRESH!! - FRESH!!

 これは、とある『東中学校』という名の学校に通っている、2年生のフツーの学校生活をかいたものである。
 いっておくが、何か珍しいことが起こるわけではない。
 とにかくフツーだ。











 俺は杉野風太。あ、ちなみにレッサーパンダじゃなくて人間だから。
 俺は、眼鏡をかけている。んで、黒髪。割と真面目な方に分類されると思う。これから紹介する奴らのボケに突っ込む。そんな役。
 で、俺の隣で机に座って髪をいじってんのが、柊木光。童顔で、女子からかわいいとか言われてるけど、結構自分勝手だ。
 そのまた隣でしゃべっているのは安藤蘭と、江口絵里花。蘭は少しカールがかかった黒髪で、まぁかわいい。・・・黙ってれば、だけど。うん、それ以上はあえて言わないでおこう。絵里花もかわいい。しかも天然でのんびりしてるから好きな奴も多いらしい。
 あと1人。桜井祥平。彼はすごくかっこいい。だけど無口で、中学生かっつうくらい大人だ。
 ちなみに以上5人の名前の頭文字をとって『FRESH』って皆が呼んでる。何が新鮮なのかよく分からないけど。
 「なぁ、次なんだっけ?」
 光がいきなり訊いてきた。
 「えーと、数学だろ?」
 「ふぅん。あ、教科書忘れた。蘭貸して?」
 「同じクラスの人から借りるなんかどうかしてんじゃない?あたしは一体どうすんのよ!!」
 「じゃあ絵里花貸して」
 「はい。いいですよ〜」
 「何で」
 「ありがとうねー♪」
 「いえいえ」 
 スルーされたよ、オイ。「何で」て言ったのに。悲しい。
 「光」
 「あ!!なんだよ祥平っ」
 祥平が絵里花の教科書を光から取り上げた。俺がそんなことしたら光に眼鏡を盗られて隠されるんだよ。人によって態度変えるなよな。
 「忘れたのはお前のせいだろ」
 「オレ内申点下がるじゃんっ」
 「内申は3年からだっつうの」
 「うるさい!がり勉眼鏡っ!!」
 グサ。
 い、今何か苦しくなったんスけど・・・・・・。
 パコッ。
 むかつくから祥平の手から教科書奪って光の頭を叩いた。
 「いたーっ!」
 「それ、絵里花の」
 「あ」
 祥平に指摘されて俺は固まった。振り向いて絵里花を見ると、彼女は笑っていた。
 「悪ぃ・・・」
 「いいよ。別に〜」
 キーンコーンカーンコーン―――。
 分かると思うけど、これチャイム。
 皆ガヤガヤ言いながら席に着いていく。俺は慌てて絵里花に教科書を返し、祥平の後ろの席(幸運な事に窓側の1番後ろ)の席に座った。
 つまんねー数学。
 ハゲの坂山先生が話し始める。うっとおしー・・・。
 ていうか眠いぜ。俺はすぐに睡眠学習を始めた。
 
 「おーい、もうお昼だよーん」
 遠くで光の声がする。
 「待ってぇ、あと5分・・・ムニャ」
 !!!!今俺、俺、恥ずかしい事言わなかったか?!
 飛び起きていつもの4人を見る。
 光と蘭が笑っている。
 「待ってぇ、だって。キモ〜」
 「!!わわ、笑うなっ。あれ、それより飯なんじゃねーの?皆何処行ったんだ?」
 「寝ぼけてるんじゃない?次、音楽だよ?」
 光が笑いをこらえながら言っている。
 ん?
 「!!おま、騙したなっ!!」
 「騙したわけじゃないよーん、食い意地の張った風太君なら起きると思っただけだもーん」
 「実際起きたし」
 蘭と光が笑う。
 〜〜。すげームカツク。ていうか、突っ込みのはずなのに、俺笑われてしかねー!
 「あ、あと3分」
 「翔平ぃ、悪いのはこいつだよね?」
 「こいつ扱いすなー!!!」
 「そうだよ。授業中に寝るなんて、「こいつ」以下だよ」
 「だよねー?翔平かっこいい♪」
 光も翔太も蘭も大嫌いだこの野郎。あ?絵里花?・・・忘れてた。
 「急いだほうがいいですよ〜」
 絵里花やっとしゃべった。だけど何故か存在感が出ね〜よ。頑張れ、絵里花。
 「音楽?だりー」
 「がり勉くんがそんな事言うの、珍しいね」
 「がり勉じゃねぇ・・・」
 「いいじゃん、がり勉。オレそういうの、すうごく嫌いだよ?」
 そこはフツー「好き」って言うんじゃねーの?俺悲しい。
 キーンコーン――。
 何でワンコールだ。楽しやがったな、この作者め。
 「あーあ。風太のせいだよーん」
 もう否定するのも疲れる。
 「サボっちゃう?」
 「あー、そうしようぜ」
 「うわ、がり勉君が賛成した。明日は雷だね」
 「雨だろ」
 「がり勉って呼ばれたのに怒らない!」
 「明日は台風だね」
 蘭がニヤニヤしながら言った。
 「俺はそんなに災害を巻き起こす人物じゃねぇ」
 「じゃあ少しなら起こした事あるんだ。怖ーいっ」
 ・・・こいつらといるとホント疲れるぜ。
 そうして俺らはこっそり屋上(やっぱ定番でしょ)に向かったのである。

後書き

初めまして、Leiです。
勢いで書いたから、これからどうしようって感じデス。
このまま突っ走って、彼らの卒業まで行くか・・・?

この小説について

タイトル FRESH!!
初版 2007年7月16日
改訂 2007年7月29日
小説ID 1582
閲覧数 862
合計★ 2
Leiの写真
駆け出し
作家名 ★Lei
作家ID 158
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活動度 110

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