大切なこと - プロローグ〜かつての英雄〜

「く、はぁ、はぁ」
 息を切らし、傷を負いながらも立っているのは体格の良い青年。上半身裸のその青年は長さ170センチ前後、刀身の幅三十センチくらいの大きな剣を持ち、満身創痍ながら白い仮面をかぶった黒マントの男と戦おうとしている。彼の手にある大剣は本当なら刀身が薄い青色を帯びているが、今はほとんど血で赤黒く染まっていた。

 辺りはたくさんの木々で囲まれているが、空からは雨が降り続けており、剣から滴る(したたる)血が水たまりを濁らせる。
「まだあなたじゃ私には勝てない」

 反対にこちらの黒マントの男が持っている剣は青年の持っている剣より若干小さいが、通常サイズと比べればかなり大きい。刀身が黒く染まっており、こちらも血がこびり付いている。

 男はその大剣を下から切り上げた。それを何とか防ごうとする青年は剣を左前方に出すが、いとも簡単に吹き飛ばされた。青年の手から大剣が離れ、青年の十メートル程後ろに剣が地面を転がっていく。彼より、どう見ても黒マントの男の方が細身だが圧倒的な力の差だ。
「俺が……お前を止める」

 しかし言葉とは裏腹に青年は身体全体を小刻みに震わせ、片手を地面につき男を見上げるのが精一杯の様だった。
「まだこの魔法は使った試しがないが、女神の力だ。絶対的な力を誇る。クククッ」

 黒マントの男は右手を上に挙げるとその右手が青白い光に包まれた。青年はそれをただただ見ているしかできない。
「くらえ」

 男が手を下ろすとその青白い光が青年を包みこんだ。

後書き

始めまして。
HIRO.Kです。
プロローグどうでした?まぁプロローグなんで感想とかあんまりないかもしれませんが・・・。
これからも執筆ドンドンしていきたいと思うのでよろしくお願いします。

この小説について

タイトル プロローグ〜かつての英雄〜
初版 2008年3月15日
改訂 2008年4月30日
小説ID 1909
閲覧数 940
合計★ 2
HIRO.Kの写真
常連
作家名 ★HIRO.K
作家ID 222
投稿数 3
★の数 4
活動度 692
まだまだ未熟者ですが精一杯がんばっているので温かい目で見守ってやってください。
アドバイスなどもじゃんじゃんしてください。
よろしくお願いします。

コメント (2)

★水原ぶよよ 2008年4月20日 10時27分45秒
はじめまして。
最近カキコばっかだなw
たぶん本編の辛口コメントについては弓射りさんからカキコがあると思うので、私は別の面からコメントさせていただきますね。コメントが欲しければトップページにある「コメント数UPへの道」を読んだほうがいいかと。単純にそれだけとは言いませんが。それに付け加えるとすれば、連載ものはあまり長引かせると飽きられる可能性があるので書くときは一気に書いたほうがいいかと思いますね。
コメントがないのは私も同じなんですけど・・・・話題の小説見ると私のコメントばっかだったり。あはw
ただコメントがなくても閲覧数がけっこう物語るものもあるので。

私のも辛口になるかもしれないけど、
まずタイトルと時期ですね。
「大切なこと」というシリーズ名が物語全体にふさわしいのか。私は前後で青春もの恋愛っぽい投稿が多かったのでてっきりその類かと思って読んでいませんでした。
読んだら読んだで出だしからの戦闘シーンは「裏切られた」と思った人も多かったと思います。その感覚がいい方向に向かうか悪い方向に向かうかは判りませんが。
タイトルだけで恋愛を決め付け読まない、恋愛だと思ったらファンタジーっぽいから先は読む気しないってのも多いかと。

で、本編の書き方なんですが。
まず読み手は紙ベースで読んでいるわけではなく、PCに向かって読んでいること。これを意識することが重要かと。だから適度なところで一行空けるなどして見やすくしたほうがいいと思います。
冒頭の上半身裸の青年の説明は、あとから書いてもよかったんじゃないでしょうか。
むしろ切迫感(?)の表現に力を入れたほうがよかった気がします。
★HIRO.K コメントのみ 2008年4月21日 19時48分26秒
コメありがとうございます!
タイトルですか…タイトルの付け方って難しいですよね)汗
やっぱり改行は必要でしたかorz
もうちょっと考えてから編集したいと思います
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