市長と秘書 - たまには懐古する市長

特別読み切り 〜嘘だと言ってよ市長〜
「市長! 今日はエイプリルフールです。撃たない!」
「働く!」
「なんで『働かない』って言わないんでしょうね貴方は」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! お呼びですか」
「胃が痛むんだけど、いい胃薬教えてくれないか」
「すみません、胃薬の事にはあまり詳しくないので」
「それはおかしい、日頃のストレスからいって詳しくなきゃダメだろ」
「そのストレスの源が何を言うんですか」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! 愚痴聞いてくれますか」
「いいけど何」
「たまに思うんです、よその市のよその市長の秘書だったならなあって」
「何を言うんだ、私程ストレス発散のはけ口になってくれる市長なんてそうはいないぞ」
「あ、今またちょっとストレスが溜まりました」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! なんですか思い付いた事って」
「私たちも親睦を深めるために、市の予算で海外にカラ出張でもしようかと思う」
「発言の後半もツッコミどころですが、私たちに今更親睦も何もないでしょうが」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! この前レストランで市長によく似たウェイターさんを見掛けたんですよ」
「あ、それは多分私だ」
「なんで市長の仕事を放っといてウェイターなんかやってるんですか!? 辞職したんですか?」
「ほらあれだ、市長の仕事と掛け持ち」
「グータラ大学生じゃないんですから」
カッ。ドサリ。
                          完


特別読み切り 〜黄昏の市長〜
「市長! 我々と険悪な仲の団体が我が市に妨害活動を仕掛けてくるかもしれません」
「なんでそんな事をされるんだろうな、何もしてないのに」
「何もしてないからじゃないですか」
カッ。ドサリ。
                          完

後書き

特別読み切り 〜続・黄昏の市長〜
「で、妨害活動というのは具体的には?」
「ええ、我々は先程市長が仰った通り何もしていないので、取り敢えず市長を痛い目に遭わせるつもりのようです」
「そいつらもバカだな、私にそんなものが効くとでも?」
「ああ、まあ効きませんよね、私としては少しは効いて欲しいんですけど」
「という事は、我々は引き続き何もしなくて良いという事だな」
「そういう結論に達すると思ってました」
カッ。ドサリ。
                          完



ここのコメント……もういいや、ノーコメントで。
後書きも面白く書きたいものだけど、既に1回特別読み切りがあるじゃないか。
あんまり変なコメント考え過ぎるのもどうかと思われるし。

この小説について

タイトル たまには懐古する市長
初版 2008年4月1日
改訂 2008年4月1日
小説ID 1974
閲覧数 1568
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W.KOHICHIの写真
作家名 ★W.KOHICHI
作家ID 27
投稿数 89
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活動度 10380

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