市長と秘書 - 今日は秘書の日だけど何もできない市長


特別読み切り 〜錬金術市長〜
「市長! 何やってるんですか?」
「錬金術的な手法で塩を造っている」
「造れるんですか。それにしてもなんで塩を?」
「ちょっと昼食に塩気が足りないと思ったから」
「買ってきちゃダメなんですか、塩」
「あ」
「………」
                          完


特別読み切り 〜錬金術市長2〜
「市長! お呼びですか」
「錬金術的な手法で金を造ろうとおもうんだが」
「え、そんな事までできるんですか!」
「ただ、金を1g造るのに銀が1t必要なんだ」
「割に合わない事この上ないですね」
「うん……」
                          完


「市長! 提案ってなんですか」
「我が市は敢えて農業都市にシフトチェンジしようと思う」
「農業都市、というのが既に矛盾しているような……具体的には?」
「取り敢えず不耕作をやるために、ミミズを大量に仕入れてきた」
「なんでそういう場当たり的な手法を先に思い付くんですか」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! いつもの事ですが予算不足です!」
「我が市にもインサイダー取引のネタとかないかなあ?」
「犯罪犯す気満々ですね」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! 銀行から融資の申し入れがありましたよ!」
「献金なら受け取ると言っておいてくれ」
「どこまでアホなんですか貴方は」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! 思い付いた事ってなんですか」
「我が市は素敵なサムシングを目指そうと思う」
「曖昧過ぎる思い付き、本当にありがとうございました」
カッ。ドサリ。
                          完

後書き


特別読み切り 〜4月の第4水曜日は秘書の日〜
「市長! 御用ですか」
「今日は秘書の日なんだそうだ。でもプレゼントとかは特にない」
「はあ」
「ひショーック!」
「15点。落第」
カッ。ドサリ。
                          完



今年は4月23日が秘書の日という事で、当初の案では、
「秘書を焼肉屋に連れていく」
「秘書を寿司屋に連れていく」
「秘書を沖縄にバカンスに誘う」
などの方向で書き進めていったものの頓挫。結局いつものしちょひしょになってしまいました。
ゴメンね秘書!

この小説について

タイトル 今日は秘書の日だけど何もできない市長
初版 2008年4月23日
改訂 2008年4月23日
小説ID 2040
閲覧数 1846
合計★ 1
W.KOHICHIの写真
作家名 ★W.KOHICHI
作家ID 27
投稿数 89
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活動度 10380

コメント (1)

★ビビンバ吉田 2008年4月23日 23時21分14秒
あああー、今回は時間が無かったんだなあというのが見え隠れしてしまう。なので問答無用で1点。全然書いてない私がいうのもナンですけど。
1話目が塩で2話目に金をもってきた流れは良いのです。でも他の要素で金を作って欲しかったなあ。物質ではなくて抽象的な概念で作ってみるとか。
「この婉曲表現をトンカチでカチーンとやると金になる」とか言わせたり。

「市長!今日は空気が冷たいですね」
「しかしそこへ棒を2本足すと金になるのだ」
「ああなるほど、Coldですか。実質何にもなりませんけどね」
「うむ。錬金術なんてそんなもんだ」
「たぶん違います」
みたいな。

では次に期待。私も復活しますよー。
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