自由人間 - 6.暗黒の中で響く心の声の真実は……。

ダダダダッとコンシィタがマシンガンを打つ、レイはそれを素早く避けていく。
「アハハっどうしたの?避けてるだけじゃ駄目よっ!!」コンシィタはそう言いながらマシンガンを振り回している。

私は、動けなかった。
レイが私を庇うようにコンシィタの攻撃を避けていたから………。
すると、ゴホッと咳込む声がした。
私は、ばっと声のする方を向いた、リュウが眼をさました!!

私は直ぐさまリュウの方へ駆け寄った。

――――そしたら…………。
コンシィタがニヤッと笑ってマシンガンを私に向けた。
「だから、飼い犬君は駄目なのよぉ!!!」
その発言にリュウとレイが異常なまでの早さで反応した。………が、コンシィタはすでにマシンガンのひきがねを引いていた。

「姫様ぁァぁぁ!!!」「サラっっっ!!!」
二人は同時に叫んだ。

私はリュウに強い力で抱き寄せられ銃声だけが聞こえた。

「あははははははっ!!」
コンシィタの笑い声が響く。その笑い声と共にドサッと何かが倒せる音がした。

私はリュウの服を掴んで離せなかった。―――恐る恐る横目で音のする方を見てみると――――。
そこには血だらけで倒れるレイがいた。
「あ……………レ…イ…!」私はリュウの服を離しレイを抱き寄せるように近付けた。
「ひ…め……さ……。」「―――レイ!!!」
私はどうしたらいいのか解らなくなっていた。

「だから言ったでしょ?飼い犬君は勝てないって!」コンシィタはゆっくり近づいてくる。

レイの血が手につくこの感じ………これは―――あの―――。


「サラっ逃げろっ!!早く!!」リュウが大声でそう叫んだが私は動かなかった。

「本当に馬鹿ねぇ、逃げられないのよ。アンタもお嬢さんもね」にっこり笑ってリュウの頭に銃口を当てる。
「お嬢さんにはアンタが逝くトコロみしてあげる♪」そう言ってペロッと舌を出した。

『駄…………目』
脳の中に声がこだまする―――。

この声は、知ってる。
最近、夢によく出る。
息のできる水の中……真っ暗闇の中。



響く声。と。電話の音。
そうこの声は私の子供頃の声、あの頃の私の声。

後書き

やっと終わりそうです。この戦い・・・。

この小説について

タイトル 6.暗黒の中で響く心の声の真実は……。
初版 2008年5月17日
改訂 2008年5月17日
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三日月夢々の写真
ぬし
作家名 ★三日月夢々
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