−1 - 明晰少女。

明晰少女。




「林嘉先輩?」
目が覚めるとそこは部室。やだ、寝ちゃったみたい…。
「先輩、最近よく寝ますね。この前の部活の時だって、気付いたらコックリ。」
確かにそうかもしれない。なんでかな、事件はこの前解決したばっか。そろそろひと段落つくところなのに。

私は名探偵のたまご。あと5年もすれば、親を継いで探偵になる。
いわば探偵見習いとでもいうのか。
始まりは6年前。小学校2年の夏。やっと自転車に乗れるようになった私は、川沿いの道路で練習していた所を車と衝突。
幸い大きな怪我もなしに治療だけで1日で退院したんだけど、その後は大変だったみたいで、探偵までもが駆けつけて逃走した犯人の行方からなにから全て調べて解決したらしい。
私はその時犯人を突き止めてくれた探偵さんに未だにずっと感謝している。
そして、探偵になることをきめた。

今では探偵になる為に猛勉強中。
学校なんかそっちのけで、現場に行ってみる事だってあるくらい。連れ戻されるのがオチだけど、私なりに勉強しているつもり。
好きだから続けられる、誰もが言うこの言葉が私の努力の源。
学校や勉強とか、友達との時間まで削ってはそっちに走らないようにしているつもりなんだけど、事件と聞くとピンときちゃうんだよね。
だから、週末や休みの間は友達と遊んだり、家族で出かけたり、普通の女の子がするようなことしているのよ。
でも、暇あれば推理小説となぞなぞを読みあさって…。それが私の日常。

そんな私のあだ名は、「明晰少女」。
明晰って頭脳明晰の意味らしいけど、正直嬉しいか嬉しく無いか分からない。
だって、みんなが言うほどに頭良くないもの。なぞなぞとか、推理とか、クイズ、そういうものの影響かな。
だから、頭良いとは違う事。ある意味個性だって、私は思っている。
…なんて、こんな評論家みたいな事言っているから明晰って言われるんだよね。
でも、近い将来、この私の推理で人を助けるのが夢。そして必ず実現してみせると誓った目標なの。

そう、これから先の、難題を乗り越えてこそ実現する、私の目標…




後書き

呼んでくださった方ありがとうございます。
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この小説について

タイトル 明晰少女。
初版 2008年5月23日
改訂 2008年5月23日
小説ID 2118
閲覧数 756
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晴海菜那の写真
駆け出し
作家名 ★晴海菜那
作家ID 277
投稿数 2
★の数 0
活動度 208

コメント (1)

★水原ぶよよ コメントのみ 2008年5月26日 1時47分39秒
王道を無視するのはいけないことではありませんが、それでも読者を引きつける自身があってこそしたほうがいいと思いますよ。
単なる自己紹介で、主人公はこんな生活してます、で一話終わりでは、コメント下さいと言われても私のようなキツイコメントしかないと思います。
ちなみに王道といっているのは単純な起承転結ですが、連載ものの場合面白い作品であれそうでないであれ、何かの事件を起こして一話は終わってほしいなと思います。理由は続編への期待を持たせるため。
今回のような主人公の日常こんな生活をしているというのでは、続編に期待がもてないし「だから?」って反応しかもてません。これはすべてのジャンルの小説に言えると思います。

事件が起きる⇒主人公の日常の生活⇒冒頭の事件に主人公が関わっていく展開を案じさせる事件の勃発。

このうちの中間部分しかなってないため、まだ小説として始まってもいない気がします。

そして自分で自分のことを「名探偵のたまご」といってるあたり主人公がバカなのか利巧なのかわかりません。「みんなが言うほどに頭良くないもの」というところは、え?みんなが本当にいってるの? 頭悪そうだけど?とさえ思ってしまいました。「名探偵のたまご、とか、明晰少女とか言われている」ということなら理解できるのですが。

私も最近推理小説が好きでよく読んだりドラマとか見てますが、描写能力が他のジャンルよりかなり要求されると思います。
「どーだ、面白そうだろ」と思わせるような始まりをお待ちしております。
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