ある満月の夜に。 - イナイ

それは、突然だった。

プルルルル…プルルルル…。
「…はい、田島です」
「こちら飛鳥総合病院です。田島めぐみ様でしょうか?」
「…はい」
病院から電話?何だろう…。
「そちらに田島美咲様はいらっしゃいますか?」
「妹ですか?いえ、居ませんが」
妹は生まれつき心臓が弱く、入退院を繰り返している。
今は飛鳥総合病院に居るはずだ。
「何かあったんですか?」
何故か嫌な予感がする。背中には冷たい汗がにじみ出て来る。
「…妹さんが、病院を抜け出されまして…」
「美咲が!?」
「はい、心当たりのある場所などはありませんか?」
「いえ…」
小さいころからあまり外に出れる体では無かったから
一緒に外出したことがほとんど無い。
どこに行きそうかなんて、全然分からない。
「そうですか、ありがとうございました」
「あの、こっちでも探してみます」
「お願いします。そんなに遠くへは行けないと思いますので…」
「はい、また連絡します。失礼します」
電話を切り、私は家を出た。

空には、綺麗な満月が浮かんでいた…。

後書き

初投稿です。
ご意見、ご感想がありましたら、
よろしくお願いします。

この小説について

タイトル イナイ
初版 2008年6月15日
改訂 2008年6月15日
小説ID 2230
閲覧数 712
合計★ 3
優姫の写真
ゲスト
作家名 ★優姫
作家ID 295
投稿数 1
★の数 3
活動度 90

コメント (1)

★ねぎ 2008年7月24日 6時06分39秒
続きが気になりまふ。
今度からもっと文字数が欲しいですねぇ
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