狼くんシリーズ - 狼くんにご用心!? 1

まっきぃ
「ホー・・・ホー・・・」
外からフクロウの鳴き声がする。
「ん・・・」
ゆっくりと私は起き上がった。
どうやら外は夜らしい。
暗くて怖くて・・・
「ここは・・・どこ・・・?」
「やっと気が付いたか・・・」
暗闇の向こうからククク・・・と不気味な笑い声と声が聞こえてきた。
「あんたは誰!?ここはどこなの!?」
私は立ち上がって声のする方から遠ざけた。
そしていきなり、暗闇の中から狼の耳としっぽを生やした青年が現れた。
あまりにもびっくりして、その場に座り込んでしまった。
「・・・まぁ、そんなに案ずるな・・・俺様は クロウ・ダスディア。狼族の者だ」
クスクスと笑いながらクロウという青年は舌を出して唇を舐めた。
「私は レミィ・スラフズ。兎族の娘よ」
私も少しためらったがクロウに話しかけた。
クロウは、吸い込まれそうな黄色の右目と、心が燃やし尽くされそうな赤色の左目を持っていて、髪は灰色、頬には見た事もないマークがついていた。
「ねぇ、クロウ・・・」
そういってクロウの方へ行こうとした時・・・
『ガシャン!』
重い鉄の音がした。
「!? なに・・・これぇ!?」
なんと、私の首の首輪に鉄の鎖がつないであったのだ。
とにかく外そうと必死にもがいた。
だが まったく外れそうにもない。
「ちょ・・・!これ、外しなさいよぉ!」
鉄の鎖を指差してクロウに助けを求めた。
ニヤッとまたクロウ不気味な笑いをした。
「それは外せないな」
「えっっ!?」
私は思いもしなかった一言にびっくりした。
「どうしてよ〜〜〜〜〜!外しなさいよ〜〜〜〜っ!!」
暴れてクロウの胸に殴りかかった。
しかしまったくビクともしない。
どうして!?
なんでこんなことになってるの!?
私の中の疑問が次々と飛んだ。
現在の出来事も意味がわからない。
そんな事でいろいろと混乱していた私にまたも、思いもしなかった出来事が襲い掛かった。
「お前は今日から俺様のペットになるのだからその鎖は外せないな」
「へ・・・?」
ぺっと?
PETTO?
pet?
ペット?
余計に意味がわからなくなった。
頭の中がグルグルになっているうちにクロウにあごを持ち上げられていた。
「言う事を聞けよ?ペット・・・!」
だんだんとクロウの顔が近くなっていくのが分かった。
ハッ!と私は我に返ってクロウの顔から目をそむけたら、
「言う事を聞かなかったらどうなるかわかってるな?」
今までにない微笑みでクロウは私をみつめた。
どうなるかはわからない。
でもキスだけは避けたかった。
「っつーことで・・・・・いただきまーす!」
「ん・・・?」
そういってクロウは私を押し倒した。

後書き

どーだろ・・・

この小説について

タイトル 狼くんにご用心!? 1
初版 2008年7月13日
改訂 2008年7月13日
小説ID 2344
閲覧数 814
合計★ 0
パスワード
編集/削除

コメント (0)

名前 全角10文字以内
コメント 全角3000文字以内 書式タグは利用できません
[必須]

※このボタンを押すと確認画面へ進みます。