印象・ハウルの動く城

ついに公開の「ハウルの動く城」は、多分こんな映画だ!

「ねぇ、ハウル。」
「なんだい、ソフィー。」
「バッグ買ってよ。」
「前に買ってやったじゃん。」
「だって、ほぼ日永久紙袋じゃない! 四枚セットの。街歩けないわよ。湯婆婆にバカにされるし。ヴィトンでいいから。」
「給料日まだなんだよ」
「今買っても後で買っても同じじゃない。プラマイゼロよ。」
「お前さぁ、毎日毎日朝早く起きてネクタイしめて頭下げてきて、帰りは課長につきあって、たまに市長と秘書にもつきあって、俺へとへとなわけ。死んじゃうよ。城停まるよ。」
「毎日毎日超ラブラブ弁当つくってあげてるじゃない。」
「あれじゃ、まだマサルさんの弁当の方がいいよ」
「刺身とか」
「いたんじゃうだろ」
「センズとか」
「あれセンズだったの?」
「ハウルは毎週ゴロウちゃんとお料理してるからじょうずでしょうけどね。わたしはね、苦手なの。」
「じゃあ何が得意なんだよ。」
「ダウト」
「ダウト?」
「トランプの、あれよ」
「あれ得意だってしょうがないじゃん。俺はうれしくないじゃん。」
「ハウルはシズカとの結婚がダウト」
「なんでだよ。かんけーないだろ。」
「あぁ、わたしにもヨン様みたいなすてきな殿方が目の前に現れないかしら。」
「ぺ・ヨンジュンてさぁ、ハリー・ポッターと同一人物?」
「なんでよ。全然似てないじゃない。」
「メガネとか。」
「あんたどこ見てそんなこと言ってんのよ。そしたらハリーも凡人もペーソスもみんな同じじゃないのよ。」
「あ、似てる。」
「だから全然似てないわよ。」
「俺ハリーと同期なんだ。」
「突然すごいカミングアウトしたわね。」
「二人で相撲とったりさぁ。」
「いつの時代の子どもよ。」
「ロンいじめたり。」
「仲良かったんじゃないの?」
「ハーマイオニーいじったり。」
「覚えさせちゃダメよ。」
「あいつが知ってる魔法は全部俺が教えたんだぜ。」
「へー。例えばどんな?」
「願い事を書いた紙をバンソウコウの裏に貼ってさ、巻いてると叶うの。」
「ただのおまじないじゃん。」
「ハリーまだ巻いてると思うよ。」
「ハリーはなんて書いたの?」
「巨乳のカノジョができますように。」
「バカじゃん、ハリー。」
「ハウルサマ、ハウルサマ。」
「む。どうした動く城。」
「ゼンポウニショウガイブツガミエマス。」
「なんだと。」
「ハウル、あれ!」
「あ、あれは……。王蟲だ。」

ハウルの動く城は、確かにこんな映画でしたと思う。

後書き

笑っていただければうれしいです。
あと是非、宮崎駿さんにも読んでもらいたい。
そうでなければ、宮崎吐夢さんでもいい。

この小説について

タイトル 印象・ハウルの動く城
初版 2004年11月19日
改訂 2004年11月19日
小説ID 237
閲覧数 1964
合計★ 21
蓮打の写真
ぬし
作家名 ★連打
作家ID 9
投稿数 14
★の数 204
活動度 8795

コメント (5)

関西人 2004年11月20日 13時19分43秒
・・・見たいなぁ・・・こんな映画だったら・・・ってか魔法使いがヴィトンやらなんやらを買うのかw
イカサビS 2004年11月20日 23時03分51秒
ハウル会社勤め…魔法株式会社とかあるんだろうか…?市長と秘書に会ううという事は彼らも実は魔法使い!?そうか、だから死なないんだ。(違
弓射り 2004年11月20日 23時14分20秒
あ、なんか創作意欲が刺激されてきたぞ・・・!!!(←バカ)いやあ、ぱろしょってこんな感じですよねえ(よくわからない誤解
★くるぶし! 2004年11月21日 19時33分15秒
そんなばかな!楽しみにしてたのにイメージが!市長と秘書とつながってたなんて……まともにハウル見れなくなりそうです
★やまけん 2004年11月29日 16時14分02秒
見ぶり手ぶりつきで目の前で話されたらたぶん吹き出してた。
落ちまでのテンションと長さが適切。無駄がない。
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