市長と秘書 - 独眼竜市長


「市長! お呼びですか」
「これはなんて読むんだっけ?」
「『あらがう』?」
「これは?」
「『かしづく』?」
「じゃあこの文章は?」
「『こまります、わたしにはおっともむすめもいるのです、そんな』……」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! 市で事業を立ち上げるってなんですか?」
「中古パソコンの引き取りサービスをやろうと思う」
「その心は?」
「うちのパソコンも古びてきたし、最新と言わないまでも新しいのが欲しいなと」
カッ。ドサリ。
                          完


特別読み切り 〜カッカッカッ市長1〜
カッ、カッ、カッ、……
「市長! 何なさってるんですか」
「銃声と思ったなら大間違い! これは時計の秒針の音だ!」
「時間が刻々と流れていきますね」
「うむ」
「うむ、じゃなくて働いて下さい」
カッ。ドサリ。
                          完


特別読み切り 〜カッカッカッ市長2〜
カッ、カッ、カッ、……
「市長! 何なさってるんですか」
「銃声と思ったなら大間違い! これは壁打ちピンポンの音だ!」
「だから働けと言うに」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! 何の御用ですか?」
「言うべきか言わないべきか悩んでたんだが」
「なんですか」
「鼻毛出てるよ、君」
「……いつからですか」
「朝から」
「なんで午前の会議前に言ってくれなかったんですか!?」
「言いづらいというのは建て前で、単に面白かったから」
カッ。ドサリ。
                          完


「市長! 悩みがあるとか?」
「私たちはどうやら不治の病に冒されてしまったようだ……」
「私もですか!? 病名はなんですか? 五月病とか言ったら撃ちますよ?」
「金欠病」
カッ。ドサリ。
                          完

後書き


特別読み切り 〜カウントダウン市長〜
「市長! 間もなく隕石が地球に衝突します!」
「なんとか出来ないか?」
「なんとも出来ません。っていうか私をなんだと思っているんですか」
「秘書」
「いや、まあ、そうですけど……ああ……」
カッ。ドサリ。



3作も連続で投稿すると流石に、進むに従ってパゥワーが落ちてきているような気も……。
まあ気のせいだといいな。ですよね。ですよね?
二回言うな。

この小説について

タイトル 独眼竜市長
初版 2008年9月1日
改訂 2008年9月1日
小説ID 2657
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W.KOHICHIの写真
作家名 ★W.KOHICHI
作家ID 27
投稿数 89
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活動度 10380

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