イントルダー - イントルダー 第二話

「クラウス、ポール彼は何者でもないよ。ヘルマン・バークレー氏に連れてこられただけの何も知らない一般人だ。」

 シュトラスと呼ばれる男は部屋に入ってくるなりそう言った。
これに対してクラウスは、
「何だよ、調べがついてんなら何で教えてくれなかった?」
と不機嫌そうに返した。

 シュトラスと呼ばれる男は、
「すまない、今さっき調べがついたところなんだ。そんなことより彼と話をしなくてはならない。」
と言うと、パトリックの方を向いた。
 
 「自己紹介がまだだったね。俺はエリックシュトラス。そして、こちらがルシア・メアーズだ」
ルシアが会釈した。
「そして、そこにいる二人がクラウス・ラウスにポール・クレークだ。」

 ポールはよろしくと言って笑顔で手を差し出してきたので、握手をしてこちらこそと返した。
 
 パトリックがクラウスに腕を差し出すと。
「よろしくな、迷子さん」
と嫌味を込めた言い方で言ってきた。

 これを聞いてポールが怒ろうとしたが、シュトラスが
「待てポール。」
と止めた。

 変わりに
「すまないかった。」
とシュトラスが誤った。
そして、
「君の名前は?」
と聞いてきた。

 パトリックは
「パトリック・ヘイフォードだ。」
と答えた。

 するとシュトラスは
「じゃあパトリック、今の状況が分からないだろう、説明をしたい、ついて来てくれないか?」
と聞いてきた。

 何も言えずに軽くうなずいくとシュトラスとルシアが部屋から出て行ったのでパトリックもそれを追っていった。
後から他の二人もついてきた。

 部屋から出ると、そこは無数に扉があるだけであとは何もないまっすぐな廊下だった。
不思議なことに電気も窓も無いのに廊下は明るかった。
廊下には五人のコツコツという音だけが響いていた。

長々と廊下を歩くと、最後に一つの扉に行き着いた。
そこで一度立ち止まりシュトラスは
「最初に言っておくがこの島の存在を隠すことが我々の仕事だ。」と言った。

島?

 疑問には思ったが何も言わなかった。
「じゃあ開けてくれ」
というシュトラスの指示を合図にルシアは扉を開けた。

 そこは外のようだった。
ただ、そこには見たことも無い信じられない光景が広がっていた。

 何もかもが異様だった。
青い空に目をやれば、そこに浮かぶ雲は不気味な緑色をしている。
植物に目をやれば、見たことも無い物ばかりで、中には大きさと厚さがほとんど代わらない葉を付けている植物もあった。

 この光景に唖然としながら、一歩外へ踏み出した。
すると、土を踏んでいるはずなのにゴムの上に立っているような感触がした。

 パトリックはただ呆気を取られていたが、しばらくしてシュトラスの
「聞こえているか?」
という声がようやく聞こえてきた。

 どうやらずっとシュトラスに呼びかけられていたらしい。
パトリックは
「ここは何だ?」
と聞いた。
シュトラスは答えた。
「不思議だろう。ここがどういう場所か教えたい。聞いてくれるか?」
「もちろん」
「ここはプサオ島と呼ばれる約5.2kmの島だ。」
「プサオ島?聞いたこと無いな。」パトリックが言うと。
「当然だ、普通この島の外にこの島の存在を知るものはいない。」シュトラスは答えた。

 「5.2kmの島がまだ見つかって無いって言うのか?」
パトリックは困惑した。
「ああ、見つかっていない。この光景を見れば分かるだろう。この島は普通の島じゃない。それを教えるためにここまで連れて来た。」
「どうして見つからない?」パトリックが聞くと。

 シュトラスは
「理由は三つある。まず、この島は島の沿岸から3km以内に入らなければどんな角度からでも絶対に見ることが出来ない。この光景を見ればそのくらい不思議じゃないと分かるだろう?」

これには、さすがに確かにと思った。

「もうつは我々がこの島の存在を知られないようにしているからだ。」
と答えた。

 それからシュトラスは少しためらい言った。
「そして、ここれが一番重要な理由だ。人間がこの島の沿岸部から3km以内まで近づくと出ることが出来きなくなる。だからこの島を発見しても伝えることが出来ないんだよ。」

 出られなくなる?

 冗談じゃないとパトリックは思った。
「それは有り得ないはずだ。じゃあ、俺は一体誰に連れてこられたって言うんだ?」

 パトリックには出られないと言うことが信じられなかった。

 これに対しシュトラスは
「ヘルマン・バークレー氏だ。」
とだけ答え後は何も言わなかった。

この小説について

タイトル イントルダー 第二話
初版 2008年9月14日
改訂 2008年9月18日
小説ID 2696
閲覧数 865
合計★ 0
ルディブルの写真
常連
作家名 ★ルディブル
作家ID 402
投稿数 4
★の数 2
活動度 561

コメント (1)

★まごひげ コメントのみ 2008年9月14日 20時55分53秒
こんにちゎ*ルディブル様「イントルダー」読ませていただきました。
 ここからは、辛口コメントになりますがよろしいでしょうか?
嫌ならば削除していただいてかまいません。
私はあなたの力になりたいと思いアドバイスを書きます。
 よろしければおかず程度に読まれることを願います

まず1つ目
 段落がありませんね
読むにも飽きがきてしまい読者の人は、読むのを途中であきらめてしますでしょう。
「」で1マス空けるとかの工夫ひとつで読みやすくなりますし
読者数もぐっと増えるとおもいます。

そして2つ目
 、。が少ないですね。区切ることも大事です。
またまたここんとこを直すと読みやすくなります

最後に3つ目
 何がどうなったのかイマイチよくわかりませんでした
最初はその場の状況や、空の色、などを描くともっと物語がナチュラルになりますよ

以上です。
気に障ったならすみません。
 でも、ルディブル様は何か個性的な可能性を秘めていると思います。大丈夫。1歩ずつ頑張ってお互い頑張りましょう

次号の更新を楽しみにしています

追伸)私の小説、「バジリコ×バジル」「魔法使いサスケと空をおよぐ金魚」の方新しく更新しました。
アドバイス、コメントの方どうぞよろしくお願いします。
名前 全角10文字以内
コメント 全角3000文字以内 書式タグは利用できません
[必須]

※このボタンを押すと確認画面へ進みます。