ひまわり

【ひまわり】

ねぇ、どうしてないてるの?
ぼくがとおくにいくからってなかないで?

なかないでっていわれても・・
わたしはかなしいよ。

ぼくだってかなしいよ。
なかないでえがおでさよならしたいよ。

さよならなんていわないで?
ばいばいなんてしたくないよ。

だいじょうぶ、だいじょうぶだよ。
とおくはなれていてもね。

・・・なぁに?これ・・
どうしてだいじょうぶなの?

ぼくがもらってきたんだよ。
おばあちゃんのいえで。

わたしにくれるの?
だけど・・うぅ・・ひくっ

ほら、このおはななんていうかわかる?
おれんじいろのこのはなは・・

わかるよ、ひまわりさんでしょ?
もうみあきちゃったよ。こんなおおきいおおきいおはななんか・・

だいじょうぶ、だいじょうぶ。
このおはなをみてぼくをおもいだして?

でも・・
どこにでもさいているおはなさんでしょ?

ちがうよ。このおはなは
ぼくのおかあさんがおにわにうえてってくれたんだ。

え?でも
おかあさん、おうちにいないの?

うん、いえにいるおかあさんはしらないおかあさん。
ぼくのしってるおかあさんはどこかにいっちゃったんだ。

そーなの?
・・・・そんなだいじなおはな。どうしてあたしに?

それはね、
このおはなとおなじくらいだいすきなんだ。きみが。

わぁ!・・・ほんとうに?
おかあさんより、おはなさんよりも?

そうだよ。だいすき。
これからもずっとだいすき。

うれしいなぁ、あははっ。
あたし、およめさんになってあげるね。

・・やっとわらってくれたね。
さいごにえがおがみれてとってもうれしい。

そっか・・やっぱりいっちゃうんだね。
あたし、かなしいけどおはなさんがいるからさみしくなんかないよ!

そっか。
それじゃぁ、やくそくしよ?

なにを?
あたし、わるいことしたかな?

そうじゃなくって
おおきくなったらけっこんしようね。

うん!!
あたし、それまでにおてつだいだってできるようになるもん!!

そっか・・おおきくなったら
ぜったいにむかえにいくから。きみのいえへ。

まってる。ずっとまってる!
だから、なかない!!げんきでまってるよ!

うんあんしんしたよ。
それじゃぁ、おかあさんがまっているから。

ひまわりさんといっしょにまってるからー!!
げんきでねー!!











・・・・・そうして別れた私達。
あれから何年経っただろう。
いつも近くに居た貴方が居なくなって私の毎日は変わったなぁ。
でも、ひまわりにいつもいつも水をあげてたっけ?
私が貴方を忘れないように一生懸命、命をつないでたっけ?
だけど・・もう十分大人だよ?私。
そろそろ迎えに来てくれてもいいんじゃないかな?
とか思い始めてる。
もうすぐ私も結婚なんかできない年になって母親にお見合いでもせまられるような気がする。
貴方をずっと待っていたいけど、ムリになる時が来るかもしれない。
だから・・早く迎えに来て?
早く・・早く・・
一日でも早く、うぅん、一秒でも早く迎えに来て?
私はもう貴方と一緒に過ごす準備はできているから。
迎えに来てよ。
早く来てくれないと、本当に他の人のものになっちゃうから。
もう・・純粋な心までも無くなっちゃうんだから!!

私が貴方を忘れないうちに
早く帰ってきて。








毎日、毎日祈ってた。
貴方が迎えに来て一緒に人生を歩むこと。
楽しみで楽しみで仕方がなかった。




でも来なかったよね。
あの約束、忘れちゃったのかな?
母親が埋めて行ってくれたひまわりだって私にくれたくせに
忘れちゃった?







本当に・・誰かのものになっちゃうから・・。







予想通り、母親に『人』を紹介されて、私、お見合い受けちゃった。
OKした。
どこの誰だか、出会ったばかりでよくわからなかったけど、結婚することになったんだ。

気付いてた?
私、寂しくて寂しくて、心が引きちぎれそうだった。
誰かが隣に居ないと寂しくて。
待ってた。だから待ってた。
貴方が私を迎えに来て、私があなたと一緒に人生を歩み、寂しさもなくて、毎日が充実している・・。

そんな日々を思い描いていたのに。

結局迎えにこなかったね。



だから、私。決心しました。
貴方がいなくても私は生きていける。
いつか貴方に謝ってもらい、私も謝るから。

だから、私も貴方を許します。
貴方も私を許してね?お願い。


約束する。





毎日ひまわりを見て、貴方を心のどこかで思い出すことを。






おれんじいろのひまわりさんにちかいますから。

後書き

最後がメチャクチャであろうと私自身感じております。
アドバイスをお願いします。

この小説について

タイトル ひまわり
初版 2009年6月21日
改訂 2009年6月21日
小説ID 3235
閲覧数 798
合計★ 3

コメント (2)

さつき 2009年6月22日 10時41分45秒
可愛いけど、せつないなぁ・・・と、思いました。
主人公が待っていた時の心の気持ちがすごく伝わりました^^
私は短いお話を書いた事が無かったので参考にさせて頂きます。
ますみさんのお話、また今度新しいのが読みたいです。
もっともっとこのあとはどうなるんだろう、とか、わくわくするような感じになるともっと良いのではないのでしょうか。
頑張ってください!
★五月野ますみ コメントのみ 2009年6月22日 21時35分29秒
★さつきさん

キモチをわかっていただけましたか?
ありがとうございます。

自分でも読み返してよくわからなくって・・
なんか意味不明になってしまったけれど

切ない感じ、私が想像していたことを
感じてくれてとてもうれしいです。

また読みにきてください。
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