クレアシオン - 后Д灰鵐轡絅襯献紊隆霖


后Д灰鵐轡絅襯献紊隆霖


長い廊下だった。
青と白しかない建物で、外から見るとドームみたいな形をしている。
「おい・・・」
「何だ?」
その、広いく長い廊下が何処までも伸びている場所で、誰かが小声で話をしている。
「オレ達・・・随分まずいところに来ちまったんじゃないか?」
苦笑いで話すのは、お分かりでしょうストライド。
「どうしよう・・・?」
苦笑いで同意するのは、お分かりでしょうルミネ。
「着いたぞ」
アドルフが爽やかな笑顔で3人に言う。
3人はあのまま、普通に、本当に、部下のようについて来てしまった。
抜け出す方法も思いつかなかったのである。
基地は広く、扉は誰かが近づくと自動的に開く自動ドア。
電灯は少しの間隔を開けて、ずーと続いている。
見るからに蛍光灯。
「アドルフ。報告は頼む」
「判った」
アドルフはコンシュルジュの体長と思われる方に報告をしに行った。
「で、クロードよ?オレ達はどうすればいい??」
アドルフが見えなくなったところで、ストライドが普通にフレンドリーかつ慌ててクロードに尋ねた。
「なれなれしく俺の名を呼ぶな!どうするもこうするも抜け出すしかないだろう」
「どうやって」
重用点をストラウドが問うた。
「この基地には非常用の出口がある。そこで、ばれない様に外にでろ。外に出たら直ぐに近くの列車に乗って何処でもいいからさっさと逃げろ」
早口で言いました。
いかにも面倒そうに。
「んで、そこは・・・?」
「その前にこれを着ろ」
「?」
3人に渡されたのはコンシュルジュの部下用の制服。
「これを着てれば怪しまれない」
3人は急いで帰着して、前の服は荷物と一緒に詰め込んだ。
「お前は、普通に制服じゃないよな?」
「ああ。部下意外は何を着ても構わないんだ」
「じゃあ・・・あのアドルフさんって人も」
ルミネは彼の服装を思い出して呟いた。
「そうだ。彼も部下じゃない」
10代後半の少年が部下じゃないときた。
3人はとても驚いた。
10代でこのコンシュルジュにいる。
家族とかはいったいどうしているのだろう?
ま、それを言うなら10代だけで旅をしているトラヴィス達も同じだが。
「こっちだ、ついて来い」
言われたとおりクロードについて行く。
基地の中を見渡すと、何処も彼処も部屋だからけだ。
部屋と廊下だけでできてるのか?この建物は。
カツン・・・カツン
歩くたびにそんな音が聞こえる。
その為、誰かが近づいてくれば直ぐに判る。
そういう風に造ったのだろうか。
カツンッ・・・
すると、途中他のコンシュルジュの団員に出くわした。
「あ、クロード大佐」
『大佐ぁ!?』
3人が思った。
失礼ながら。
「ああ」
クロードは適当に挨拶してそこを通り過ぎた。
「おいおい、大佐って何!?」
「何って何だ?」
「そんなに偉い人だったの!?」
ルミネも珍しく・・・もないか。
かなり驚いている。
この旅をしてから驚きっぱなしの3人だ。
いや、旅をしたから。だろうか。
「・・・なんだ、その意外そうな顔は?」
「いや、だってお前・・・年齢は・・・?」
「15だが」
ぽかーん。
と2人がなった。
「なぁ」
「何だ?」
トラヴィスがいきなり、本当にいきなり話し出す。
「どうして、そんな年でコンシュルジュに?」
聞いていいのか判らないけど・・・と続ける。
「ふん。それを言うならお前達もだ。こんな若い旅人集団は始めてみた」
どちらも訳あり・・・と言うわけだ。
クロードは向き直って先に進もうとするが、
「家族とか・・・いないのか?」
トラヴィスの第2の質問で、再び振り返る破目になった。
「・・・そんなもの、俺にはいない」
キッパリと言った。
小さくも大きくもない声だったが、確かにハッキリと聞こえた。
「そうか・・・。オレと、同じだな」
悲しそうな目で、トラヴィスは言った。
その目が、妙に心象に残る。
「―――――――」
その時
「いたぞ!!」
『!!?』
3人と1人がいきなり大勢に囲まれた。
「なっなんだ!?」
「お前達が侵入者だな!?」
3人の招待がばれていた。
コンシュルジュの部下達と思われる大勢が、一瞬で3人と1人を囲った。
誰の部下かは、それがいない為不明だ。
「どうなって・・・?」
ストライドが言った。
「先ほど、アドルフ大佐が、体長に部下3人が追加された事を言ったらそんなやつらは送っていないと言われたそうだ」
悩む事もなかった。
直ぐに誰の部下だか判った。
「チッ」
クロードが舌打ちする。
アドルフが言ってしまったらしい。
自分が行くべきだったか?と今更思っても無駄である。
「俺はどうやら裏切り者扱いらしい」
部下達はクロードにも見境なしに武器を向ける。
「おい、お前たち」
クロードは静かに呟いた。
「ここから一気に走れ。5つ目の角で右にまがってそのまま2つ目の角を曲がり、奥に非情扉がある」
「クロードは!?」
トラヴィスが叫んだ。
それはまるで、劣りになるから逃げろと言われているような―――
「僕は死なない程度にこいつらを倒してから行く」
クロードは3人に背を向けてそう言った。
「行け!」
行っていいのか?
一瞬悩んだ。
でも―――――
「っ・・・!」
3人は部下達にわって入って無理やりそこを抜けた。
「逃がすな!」
「おっと。適はそっちだけじゃないぞ」



クロード!!



「ここが5つ目だ!」
ストラウドが先頭を走る。
2人はそれに続く。
基地の中はまるで迷路のようである。
道を教えてもらっていなかったら今頃“迷子”だ。
「2つ目・・・ここだ!」
そこには1つの扉があった。
ガチャ・・・
開けると外は砂吹雪だ。
「ここ、いったい何処だよ」
焦りがふっとぶ代わりに、とても不安になってきたらしいストラウド。
もう前すら、というか何も見ない状態だ。
「これって・・・」
「そのまま出ろ!」
後から聞き覚えのある声が聞こえた。
『クロード!』
「また追っ手がくる。早く」
さすが。
とストラウドは一言呟いて、そこに飛び込んだ。
ルミネも続く。
「どうした?早く行け」
「お前は?」
「俺はお前らを追っ手が追わないようにまた足止めだ」
再び背を向けるクロード。
「・・・・・」
トラヴィスは自分だけ逃げるのは気がのらない様子。
「早く行けっ!」
「わっ!」
無理やり背中を押されてトラヴィスは扉の外に出てしまった。
「クロード!!」
砂吹雪で視界が見えなくなる。
「クロードォ!」
その声は、いつまでも、小さく響き続けた。


「全く。何処まで邪魔な奴らなんだ」
本調子に戻ったらしいクロード。
「・・・どうして俺はこんなことをしてるんだか」
優しく笑ってそう言った。
でも、それを見たものは誰もいない。
「見つけたぞ!!」
直ぐに追っ手がやって来た。
本当に暇が無い。
「ほかの3人は何処にいった!?」
「さぁな。知りたくば、俺を倒してみろ」
クロードはコンシュルジュの部下達に刃を向けた。
ざっと見15人ほど。
「身の程を知れ」





「ん・・・・・?」
オレ達が気づいた時、砂吹雪はすっかり止んでいた。
流されたのか、コンシュルジュの基地は見えなかった。
近くに2人もいた。
オレを見つけてくれたのだろうか?
2人はトラヴィスの手をギュッと握っていた。
「えと・・・どうしたんだっけ?」
ボーっとしていて直ぐに何が起きたか思い出せなかった。
ジャラッ・・・トラヴィスの懐中時計の鎖が音をたてる。
「そうだ!クロード!!」
それが合図だったかのようにトラヴィスは何が起こったのかを思い出す。
「んん・・・?」
その声で1人が目覚めた。
「ストラウド!」
「トラヴィス・・・?」
「大丈夫か?」
ストラウドも何が起こったか忘れてしまったらしい。
「えーと・・・?砂吹雪に突っ込んで―――」
ハッ
「ルミネとクロードは!?」
「ルミネは、そこにいる」
ストラウドは直ぐ傍にいたルミネを見てほっとする。
が、
「クロードは?」
トラヴィスは首を振った。
「ん・・・・・・・・」
「ルミネ!」
「2人とも・・・?」
これで3人、全員が目を覚ました。
だが、此処が何処だか認識できてる者は1人もいない。
一面砂で、町も村も都市も・・・それらしきものは見えない。
「ていうか・・・砂漠、だよな?よくクダンに襲われなかったな・・・」
確かに。
2人が同意。
起きていても襲ってくるクダンが、寝ている人間を放置するだろうか?
「・・・まさか・・・コンシュルジュがやった・・・て、ことはないよな?」
まさかそこまで?
前にクロードがクダンにとってコンシュルジュは敵中の敵と言っていたが・・・。
それはこういう事だろうか?
確かにあれだけ人数が居ればやりかねないが。
「んで・・・これからどうするよ?」
「何処かに列車があるって言ってなかった・・・?」
ルミネの発言で、3人はそこらを適当にぶらぶら歩き出した。
トラヴィスは歩いている途中、何度も何度も後を振り返る。
そこには、誰もいない。
いは、しない。
何処も彼処も砂だらけ。
そろそろ風景に飽きてくる。
植物はない、水もない。
動物やクダンもいやしない。
本当に“ただの”砂漠だ。
そして、1時間ほど歩くと、列車らしきものが姿を現した。
「あった!」
「はぁ・・・やっとか」
ストラウドがため息をつく。
暑い中歩きっぱなしだったので、3人ともクタクタである。
早速列車に乗って、それを出向させた。
ガタンッ
と大きな音を残して、列車はその場を離れた。





ガタンッ
「ん」
列車の音で、目が覚めた。
「ああ・・・着いたのか・・・」
窓から外を見ると、そこは砂漠ではなく海だった。
砂漠から離れて、海にやってきたのだろう。
一面海のそこに、ちょこんっと町があった。
「ここは・・・」
町は半分くらい壁に覆われていて、その壁の窪みなら水が流れている。
“水の町”と言うに相応しい場所だった。
「2人とも、」
トラヴィスは2人をゆっさゆっさと揺らして起こそうとする。
「ん?」
「うーん・・・?」
2人は目をさまし、ゆっくりと起き上がる。
「ここは・・・?」
「・・・・・ここは、エクラか」
エクラ。
そこはあまり地図にもかかれない町だった。
海にあるため、列車に乗らねばならない。
もちろん海にもクダンはいる。
だから本当に用があるような輩しかこの町には来ないのだ。
襲われたりしたら元も子もない。
溺れて死ぬか。
それとも止まった列車の中にいつまでもいるか。
はたまた線路を頑張って歩きぬくか。
止まった場所によるな。
どれにしても最悪である。
それに比べて3人は幸いだった。
一度ならず2度までも、寝ていてクダンに襲われなかったのだから。
「ストラウド、知ってるのか?」
「あ、ああ。ちょっとな」
何故そんな場所をストラウドが知っているのか。


「ストラウド、知ってるか?」
「何を?」
「エクラは、地図にも載ってない知ってる奴しか知らない町だ。だが、とても美しい場所なんだ――――」


「着いたよ!」
ルミネが元気よく言った。
いつも他の町を見ると元気がいいルミネである。
でも、今回は、いつもより元気。
そんな気がした。

後書き

肱辰任后次ΑΑΑ
やはり長編になりそう。
とういうかなってるか?(汗

栽辰呂發書き始めてます。
展開がごろっって変わった気が・・・・・・・・・・・・・・・・・

この小説について

タイトル 后Д灰鵐轡絅襯献紊隆霖
初版 2009年8月3日
改訂 2009年8月4日
小説ID 3391
閲覧数 713
合計★ 3
五月の写真
作家名 ★五月
作家ID 497
投稿数 60
★の数 165
活動度 11432
一言・・・・・・頑張ります。

http://simotukiharuka.blog.so-net.ne.jp/
自分の小説ブログです。
ここに載せた小説についていろいろ書いてます。

コメント (2)

★みかん 2009年8月4日 18時13分14秒
こんにちは、全部読ませていただきました。

新キャラのクロード君ですか、カッコいいですね。

クロード君の登場で、さらなる物語の発展を期待しています。

ただ、少々疑問に思ったことが一つ。

クロード君はコンシュルジュに、裏切り者扱いされたことなのですが、
何だかせっかく組織に入って、大佐という地位にいるのですし、
そんなにすぐ裏切り者扱いされるのかと、思ってしまいました。

部下もいるわけですから、ちょっとした人間関係など、
そこの描写をもっと書いてほしかったです。

変な目線ですが、一応気になったので書いてみました。
すいません……

では、続き楽しみに待たせていただ書きます。

失礼しました。
五月 コメントのみ 2009年8月5日 9時39分23秒
みかんさん>読んでくれて有難うございます。

ああ、部下ですかー。
なるほどぉ・・・

有難うございました!
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