クレアシオン - 宗Р良韻遼造い誓こ

宗Р良韻遼造い誓こ


空を見上げても、太陽の日が見えることはない。
光が当たらないこの町で、少女は何を思っただろう。
ずっと、このままで生きていくのだろうか。
それで、いいのだろうか。
彼女は、旅に出ようにも出れない身だ。
もちろん、逃げ出す事もできる。
でも、彼女はどうやらそんなことをするような人間じゃない。
自分も辛いのに、町の人々の為に頑張っている。
そんな少女を・・・どう思えばいいだろう。どう思って、いいのだろう。


とある宿の部屋に、2人の少年とベッドで眠っている少女がいた。
そこはベッドが窓側に。
それの直ぐ横には花が飾ってある花瓶が載った棚。
「・・・?」
「フィオーナ!」
頭を抱えてベッドから起き上がる少女がいた。
「あ、まだ動かないほうが・・・」
「ここは?」
「や・ど。あれから迷ったわ・・・すげぇ」
ストラウドが苦笑いで言う。
そう、あの時。


「フィオーナ!!」
「あぁぁぁ!!」
フィオーナを庇おうとして手を伸ばしたトラヴィスだったが、

大丈夫。

彼女が小さくそう言ったのを、聞いてしまった。
反射的に身体は動きを止め、気づいた時にはフィオーナは倒れていた。
「待て!!」
ストラウドがそれを追ったが、逃げ足が早く捕まれる事はできなかった。
「フィオーナ!」
何度声をかけても返事はない。
確実に気絶している。
「早く宿に戻らないといけないな」
2人は迷う事を覚悟で宿を探した。
ガチで迷って、町の人達に道を教えてもらってを続けていたので到着に時間は掛かったものの、思ったより早く着けた。
「すいません!」
バンッと乱暴に宿の扉を開けた。
「ちょ・・・どうしたの・・・ってフィオーナ!?」
宿のおばさんとおじさんが駆け寄って容態を見たら直ぐに部屋を用意してくれた。
フィオーナは町人に愛され、町の人に憎まれた。


「そうか・・・私は、」
思い出したらしく、フィオーナが呟く。
「なぁ、どうしてあの時逃げられたのに・・・逃げなかった?」
トラヴィスがずっと気になっていた事を問う。
「・・・私には、何もできないから。せめて」
そんな答えが帰ってくるのではないだろうか。
そうは、思っていた。
「そんなの・・・」
「トラヴィス・・・」
ストラウドは肩を叩いてトラヴィスを止める。
トラヴィスはぎゅっと手を握り締めた。
「・・・時間」
フィオーナはふと呟いた。
「時間?11時55分だが」
「大変だ」
フィオーナはベッドからはね起き、宿の部屋を飛び出す。
「おい!」
トラヴィスはそれを追いかける。
いきなりの事で焦った&何がなんだか認識できていない。
「トラヴィス!・・・ったく」
2人は1人の少女を追いかける。
少女は、かなり速いスピードで宿を飛び出し町の中を走る。
本当に病人か?と言いたくなる。
どうやらあの塔に向かっているようだ。
「そうか。時間なんだな」
「時間って・・・」
ストラウドは気づいたよう。
トラヴィスもなんとなく理解する。
「だからって・・・!」
「ていうか・・・フィオーナ、速いな・・・」
どんどん距離が離れていく2人と1人。
少女に負けるとは情けないぞ、男2人。
2人が息切れしながら頑張って走っている頃、フィオーナは塔に着いてその階段を素早く上がっていた。
「お、おい!」
もう置いて行かれている2人。
カチ・・・カチ・・・
時計の針が音と主に進む。
カチ・・・カチ・・・
「10・11・・・」
トラヴィスが時計を見ながらカウントダウンを始める。
少女は走る。
「5・6・・・」
彼女はもう最上階。
あとは螺旋階段を上がるだけ。
「58・59・・・」
カチッ
「60!」
トラヴィスとストラウドはまだ塔の半分ほどだった。
・・・歌が響く。
同時に、足の動きが止まる。
いつ聴いてもその歌声は美しく、儚い。
「今頃、壁の向こうでも、歌を歌っているのか・・・」
トラヴィスが見えるはずもないもう1つの塔の方に顔を向けた。
その時、彼の長い髪が揺れるのだった。


「ん・・・?」
「あ、クロード?」
眼を覚ますと、歌声が耳に入って来た。
「あ・・・俺は?」
「丸一日寝てたよ」
その言葉に、クロードがビックリした。
イスで寝てしまった昨日。
今まで起きる事が無かった。
そこは、とある部屋だった。
「お前が運んだのか・・・?」
「私って言うか・・・2人で?でも、クロード軽かったよ」
「・・・・・」
なんて返せばいいか判らない。
そんな状態。
クロードは、自分とした事が・・・と恥じていた。
「疲れてたんだね。ちゃんと睡眠してる?」
「・・・して、いるはずだが・・・」
なんか弟を心配するお姉ちゃん的図・・・。
まぁ歳は上・下でおかしくは無いが。
「起きたのね」
すると、螺旋階段から1人の少女が下りてきた。
「・・・終わったのか?」
「ええ。今頃、隣も・・・」
少女は、クロードとルミネに座っているテーブルの正面に座る。
「お前達が歌う時間は、同じなんだよな?」
座ったと同時にクロードが質問。
「ええ。でも、壁を越えて歌が聞こえる事はないわ。彼女のも、私のも」
「・・・そうか」
歌っている曲も、時間も同じなのにね・・・。
少女は続けた。
「私の声と、彼女の声が交じり合う事は、恐らく無いでしょうね」
クロードは少女の話を黙って聞いていた。
ルミネは・・・
「ん?ルミネ?」
隣にいたはずのルミネがいない事に、今気づいた。
「彼女なら・・・」
クリスティーナは螺旋階段のほうを指差す。
「って、おい!」
「え?」
「うろちょろするな!」
「珍しいからつい・・・」
苦笑いで答えつつ、また辺りを見渡すルミネ。
「・・・・・・」
注意する気も失せたらしいクロード。
「下の方も見て見ましょうか?」
「いいの!?」
結局そうなるのか・・・2人を見ていた1人の少年が呟いた。



「フィオーナ!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
「無理するなって」
トラヴィスが今にも倒れそうなフィオーナを支える。
「大丈夫・・・」
それでも彼女は“大丈夫”、そう答える。
「休んだほうがいい」
少し、強く言ってしまったかもしれない。
トラヴィスは彼女の腕を掴んで螺旋階段を下りる。
「大丈夫か?」
下で待っていたストラウドが下りた直後に言ってきた。
「大丈夫じゃないと思う」
フィオーナが答える前にトラヴィスが言った。
どうせまた“大丈夫”と言うだろうと思ったのだ。
「だろうな」
ストラウドは苦笑しながらトラヴィスと一緒にフィオーナを支える。
「取りあえず、フィオーナの部屋」
部屋がどこか2人がどこか本人に聞こうとしたが・・・。
彼女の意識はすでに闇の中だった。
「どうするよ?」
「・・・手当たりしだいに・・・って人の家でそれは無理だよな・・・」
散策はNGですね。
さて、困った。
「ぬぁ〜・・・もう最近ついてなくないか?オレ達」
ストラウドがため息を今にも出したくなりそうな言葉を発する。
はははは・・・とトラヴィスは苦笑い。
それしかし様がない。
「・・・・・・」


どうしてか、彼女の事が気になった。
ずっと、こんなふうに頑張って来たのだろうか?
平気じゃないのに“大丈夫”と言って。
人々の怒りを、自分が受けて。
悲しく、なかったんだろうか。
寂しく、なかったんだろうか。
ずっと・・・1人で。
彼女は、一見町の人達と一緒にいるように見えて、いつも1人だ。
それは本人も判ってると思う。
君は、それを本当に望んでいるのか?
それを、受け入れてしまって良いのか・・・?



宿の中の、2人の部屋だった。
結局、フィオーナを担いで・・・じゃなく背負って、宿に戻ってきたトラヴィスとストラウド。
1時間ぐらい経ったが、フィオーナは目覚めないままだ。
やはり強く叩かれたのだろう。
それでも無理した所為で、余計になってしまった。
「トラヴィス?」
「あ、ああ?」
「何だ?宿に戻ってきてからずっと黙って」
「いや・・・」
返事も元気がない。
「フィオーナなら大丈夫さ」
「あ・・・」
ストラウドには何でもばれてしまう。
「はは・・・さすが」
「何年一緒にいると思ってる?」
彼にとってトラヴィスの事は一目瞭然だったのか。
「さて、」
ストラウドが立ち上がって
「じゃ・・・そろそろフィオーナの様子でも見に行きますか」
口を綻ばせて言った。
「あ、ああ」
トラヴィスは力なく返事して、部屋を出て行くのであった。


ガチャと扉が開く音がした。
「あ」
「お」
「・・・」
そこにはベッドに横になっているが、意識は取り戻しているフィオーナがいた。
「起きた・・・のか・・・」
「どうだ?まだ痛む_?」
「大丈夫。もう平気」
フィオーナは2人の質問に元気そうに答えた。
「そうか」
「・・・なら、いいが・・・」
彼女の平気は何処まで本当か判らない。
無理をするなと即効言いたい気持ちの2人だったが、今言っても逆疲れさせてしまうだけなんだろうなと思う。
「オレ、ちょっと外行ってくる。ルミネとクロードと落ち合う約束何時だっけ?」
「・・・2時」
「判った」
ガチャン・・・。
「・・・私が、気分を害しただろうか?」
心配そうにストラウドに尋ねるフィオーナ。
「フィオーナの所為じゃない。ただあいつは何も出来なかった自分に怒ってるだけさ」
ストラウドはフィオーナに心配をかけない様に笑って返すのだった。
「怒ってる?」
「そう。怒ってる」
彼女の顔を見ながらホント、人のこと言えないよなあいつ。と笑った。


ああ、空は蒼いな。
そんな綺麗な空の下でも、世界は全く持って逆だ。
鏡に映ったそれのように。
本当に、世界とは何なのだろう。
オレは旅に出て結構多くの町・村・都市を見てきた。
ルシェルの森や、水の町と言った様に綺麗な場所は沢山あった。
でも、人の世界は別物なのだ。
いくら空が綺麗でも、自然が綺麗でも、それは外見だけと言っていい。
中身は全然なのだ。
「ん」
道端を歩いていると、変わった格好をした人物がいた。
少なくともこの国の人間じゃない。
少し黒い肌に、短い髪。
「世界は変わっていくのだ。いつの時代も」
その少女は言った。
誰かに語りかけているように。
誰かに、忠告しているように。
ふと、前を見たとき。
その場にさっきまでいたはずの少女の姿はなかった。
「・・・今のは――――?」
「いた!・・・トラヴィス!時間だぞ」
そこにストラウドが現れる。
「フィオーナは?」
「まだ寝てる。一応念押しして来た」
ニカッと笑ってストラウドは答える。
「そうか・・・じゃ行こう」
待ち合わせ場所は国の入り口。
時間は2時で、そこで話し合って今後を決める。
予定。
「あ、トラヴィス、ストラウド!」
入り口に向かうといつもどおり元気なルミネが手を振ってくる。
「どうだった?」
「歌姫と呼ばれる奴にあった。気がかりなのはそこだ」
クロードが率直に答える。
「て、ことは・・・トラヴィスと同じか」
「同じ?」
ストラウドは国で何があったか、全てを話した。
歌姫の1人、フィオーナにあったこと。
彼女は国の人に愛され、憎まれていることを。
「そうか。こちらも歌姫にあった。そいつはクリスティーナと言う」
「まさかクロード達も会ってるとはな」
「国中旅人で凄かったよ。おかげで一時離れちゃって・・・その時に、ね」
取りあえず情報交換。
がやがやと皆が話す中、トラヴィスは無言のままだった。
ストラウドは2人に触れないようにと口元で人差し指を立てた。
それからも話は続く。
「じゃ、どちらもその歌姫が気になるわけね」
ストラウドは腕を組みながら言った。
「そうらしいな・・・」
「だって、なんかね」
反論なし。
「判ったか?トラヴィス。明日もまた国を廻る。つっても歌姫に会うってのが正しいかな」
「あ、ああ。判った」
ふと話しかけられているとこに気づき、返事をする。
「大丈夫か、あいつは」
クロードは様子を見ていて思っていたことを言ってみた。
「ダメかもな。でも、そっとしといてやってくれ」
ストラウドは口元を緩めて言うのだった。
2人は言うとおりにして、あまり触れない事にした。
「あ、そうそう・・・ストラウド・・・」
「ん?」

数分後。
話はトラヴィスなしでもまとまった。
「トラヴィスー!じゃ、また戻るぞ」
「あ・・・ああ」
トラヴィスはダッシュでストラウドの元に向かう。
いつの間にか終わってたんだなという顔をしている彼に
「2人も戻った。オレらも行くぞ。それと、あんまり悩むな、よっ」
「たっ!」
ストラウドは言うと同時にデコピンした。
「悩みすぎるとろくな事がないぞ」
「ん・・・ああ、ごめん」
そういいながら再び国の門に向かうストラウド。
「誤る事はない。もうちょっと考えろよってこと」
確かに、自分は少し考え込みすぎてた。
もっと、周りのことも考えないといけない。
どうして、オレはこんなにも彼女が気になっているのだろう。
そういえば・・・もう1つ考える事がある。
“世界について”
ふと。
ふと道を歩いてて思ったのだ。
“世界は、何から始まった?”
神がいるとするのなら、それは一体何からこの「地球」を創ったのだろう。
闇か?
光か?
それとも。
・・・オレは何にも判らない。
誰かが想像できることじゃない。
出来たとしても、曖昧で、真相実がなくて・・・。
人間が、摩擦で火が起こせると築くまで、
それまで世界はどうだった?
夜は、真っ暗だったのだろうか。
何も見えないほどに。
本当の闇のように。
「さて・・・これからどうしましょうかね?トラヴィスさん」
「ん・・・あー、そうだな・・・まだ廻ってないところを・・・迷うの覚悟で」
ストラウドはそう言うと思った・・・と鞄の中から何かを取り出す。
「お前がぼーっとしてた時に、既に地図を取ってきたっての」
早速地図を広げて向かう場所を決める2人。
本当に複雑な道の作りの国だった。
「・・・ん?ここは」
トラヴィスは気になった場所を指差す。
「広い空間だな・・・。行って見るか?」
そこは地図にぽっかり空いた空間。
家と家の間の道を真っ直ぐ進んでたどり着ける場所だ。
2人が居る場所つまり現在地から1時間内には着くだろう。
影の町に2人の少年の足跡が響く。
この広い国に来て思った。
いいや、世界を見て廻って、が正しい。
自分達は、なんてちっぽけで無力なんだろうと。
1人1人の人間は、この世界で何もできないだろう。
1人ですべてこなせる人間なんていない。
人は1人じゃ弱い。
周りに仲間という存在がいて、初めて強くなれるのではないだろうか。
フィオーナ。
君は、どう思う?
1人で、これからも過ごすのか。
それとも、これからでもいいから、皆で立ち向かうのか。
「わぁ・・・」
思わず叫んでしまった。
そこは確かに大きな空間だった。
ランプが、何個も何個も鉄の棒にぶら下がっている。
中央にはなにか鳥籠のような形をしたアーチ上のもの。
その中に、1つのベンチ。
「ここは・・・?」
「お兄ちゃん達見かけないね?」
ストラウドが呟いた瞬間、直ぐ2人の近くに小さな女の子が寄ってきた。
「最近来たんだよ」
ストラウドは取りあえず反射的に答える。
「そっかぁ〜」
女の子は縛った赤い髪を揺らしながらベンチのところへと走ってゆく。
「ここわね、幻想の楽園って呼ばれてるんだよ」
「幻想の楽園・・・?」
女の子はベンチに座って話し出す。
「日の光が当たらないから、こうやってランプに日を灯して、少しでも光を感じられるようにって」
女の子は、楽しそうに笑ってそう言うのだった。
この国の人達は、子供たちにだけでも光をあげたかったのだろう・・・。
まだ小さいその少女の心に、悲しみはないのだろう。
子供達の心に、まず「太陽の光」という言葉がない。
生まれたときから影を見てきたのだから。


「なーんか、さ・・・」
ベッドに横になっているストラウドが突然に口を開く。
「ん・・・」
隣のベッドで横になっているトラヴィスが適当に返事をする。
「別に悪い事をしたわけでもないのに罪悪感があるんですけど・・・」
「ははは・・・判る」
まるで屍どうしの会話のようだった。
今にも途切れそうなか細い声で2人は話しを続けた。
「ホント・・・世界って広いな」
「広いな・・・広すぎて・・・」
途中で会話が途切れる。
すでに2人は爆睡。
開けっ放しのカーテンに、布団も被ってない状態。
そのまま寝てはいけない状態で寝てしまった2人。
下手すると風邪である。
といっても2人が目覚める事はなく、あっという間に明日になるのでしたー。


「あー・・・あのまま寝ちまった」
トラヴィスより早く起きたストラウドが、宿の部屋でぼやいた。
トラヴィスには布団をかけ直す。
「ふぁ・・・」
まだ眠いのか欠伸をする。
この影の国に来て3日。
結構長く滞在している。
やはり外を覗いても朝のはずなのに真っ暗だ。
朝なのに夜みたいで3日もいると、感覚がおかしくなりそうなくらいだ。
「・・・もう少し寝かせとくか」
ストラウドは扉をゆっくりと開け、大きな音が立たないようにゆっくり閉めた。
その瞬間部屋がしん・・・と沈黙した。


「ん?」
朝、宿の1階に下りると此処の所毎日見ている人物がいた。
彼女も少し動けそうにないので、この宿に泊まることにしたのだ。
「おはよう」
彼女からあいさつをしてくる。
「おう。おはよう」
ストラウドは階段を最後まで下りて彼女の直ぐ傍に向かう。
「トラヴィスは?」
「まだ寝てる。部屋に行けば寝顔は見れるぞー」
冗談ぽくストラウドが笑って言った。
どちらかというと面白半分に。
「・・・・・・」
彼女は黙ってあさっての方向を見る。
ストラウドはあれ?笑えなかった??と苦笑した。
「この国にはいつまで?」
「んー・・・あと数日。だと思う・・・まだ気になる事もあるんだ。あとでお前の家に行っていいか?」
「?構わないが・・・」
少女は首を傾げながらもOKした。
サンキューとお礼を言ってストラウドは宿の入り口に向かう。
「トラヴィス起きたらオレはちょっとフィオーナの家に行ってるって言ってくれ」
「判った」
バタン・・・と静かに音を立てストラウドは宿を出て行った。
「・・・・・・」
残された少女はふいに階段の上を見る。
「もう、起きたかな・・・」



「ん・・・あー・・・あのまま寝たのか」
朝起きて、さっそく苦笑するトラヴィス。
コンコンッ・・・
起きた直度にノックされる。
(誰だ?)
はい?と声を出そうとした瞬間、
「寝てるか?」
(フィオーナ!?)
何故かガバッとベッドに戻ってしまった。
反射的に。
なんとなく・・・。
(いや?なんで戻る必要がある・・・?)
自分でも自分の行動に疑問を持つ。
「入るよ?」
ガチャ・・・と言う音と共に、フィオーナが部屋へと入ってくる。
「やはり、まだ寝てるか」
フィオーナは残念そうに呟いて、部屋を出ようとドアノブに手をかける。
「・・・そうだ。言うのを忘れていた、“ありがとう”」
パタム・・・
「・・・・・・」
部屋で呆然と立ちすくむトラヴィス。
そんな彼を太陽の光は照らしては居なかったが、光がその場になかったわけじゃない。


そこは宿・・・ではなくとある塔の中の1つの部屋だった。
朝の光が差し込んで、部屋の中は明るい。
「また泊まってごめんね?」
ルミネが彼女に詫びを入れていた。
「構わないわ?寧ろ泊まってくれて嬉しいのよ」
彼女は笑ってそう言ってくれた。
彼女の笑顔を見るのは、初めてかもしれない
この3日間ほぼ一緒にいたが、どことなく悲しそうな顔をしていた気がする。
「ルミネ。そろそろ町の中を廻ったほうがいいんじゃないか?」
後から少年の声がする。
「ああ、ごめん。そうだね」
ルミネは同意してイスの上に置いていた自分の荷物を持ってその少年の元へ駆ける。
「クリスティーナ、有難う。また来ていい?」
「ええ。待ってるわ」
3日間ですっかり友達になったルミネとクリスティーナ。
「はぁ・・・お前達はよくもああ長々しくずっと話していられるな」
クロードはうんざりな顔で呟く。
ルミネとクロードはクリスティーナが泊まって欲しいということで、ずっとお構いなく泊まってしまったのだ。
その為、2人は夜眠くなるまで永遠話していた。
それがまぁ・・・クロードが寝るために借りた部屋まで聞こえてくるという。
少しはた迷惑な2人の楽しみだった。
ルミネもクリスティーナも、歳が近い同性と話すのは久しぶりだったらしく、調子にのってはじけていたのだろう。
「結構気づくと1・2時間ぐらいたってるのよね」
苦笑いで言う。
つまりは時間を忘れて話していたという事。
「でも・・・クリスティーナなら何人も友達いそうなのにね」
「・・・歌姫だからじゃないか?それは地位が高い者として敬われるだろう。つまりは一般人が気安く話しかけてはいけない特別な存在だ。恐らくな」
旅人の俺達はこの国の住民じゃない。だから特別扱いをする必要はないが、国の人間はそうはいかない。とくロードは続ける。
ルミネはそれをただ聞くしかなかった。
聞く意外に自分に出来る事などない。
彼女からすれば、歌うことしか自分にはできない。
と思っているだろう。
それはフィオーナもしかり。
「彼女は今、何をしているのかしらね・・・」
光を見つめて、クリスティーナは塔から壁を見た。
それはただの壁。
壁と言う名の境界線。
二つに隔てられたそれが、また1つになる事を夢見るものは少なくない。
しかし、それが同時に怖いのだ。
その恐怖を乗り越えなければ、その先に光が見えることはない。
「哀しいことに、世界なんて・・・人間なんてそんなモノよ」
彼女は1人、誰かに語りかけるように呟いた。
その語りは誰かに届いただろうか。
「私も、その人間だけれど」
幸せとは、自分で掴むものだと誰かが言った。
けど、運命には抗えない。
のだろうか?
私には判らない。
彼女なら、わかるだろうか?

この頃たまに考える。
旅人という、他の世界から来た者としばらく過ごしかからだろうか。
太陽の日(ひかり)とは、どんなものなのだろうかと。
私は生まれたときから偽りの日しか知らない。
どんなものなのかと、知りたいと思うときもある。
だが、それは叶わない。
叶わないと判っていても、だからこそ深く見てみたいと思ってしまう。
そう、私は人間だ。
哀しくも、人間とはそんなモノ。
幸せとは、自分で掴むものだと誰かがいった。
だが、運命には抗えない。
・・・本当にそうなのだろうか。
私には判らない。
彼女なら、わかるだろうか。
カツン・・・
「あ、起きた?」
「あ、ああ・・・」
微妙に気まずいトラヴィス。
いつもどおりのクリスティーナ。
「あれ?ストラウドは??」
辺りを見渡して彼の姿がない事に気づいたトラヴィスは彼女に尋ねる。
「私の家」
「家って・・・あの塔か?」
「そう」
訳が判らないが、取りあえず塔に行けば会えることは判った。
「そうか。有難う!」
お礼を言って宿を飛び出し、あの塔に向かうトラヴィスだった。

「ああ、ホントだ・・・ルミネが言ってた通りだな」
とある塔に1人の少年がいた。
少年は壁を暗いところで手探りをするように触っていた。
「何やってんだ?お前・・・」
と、後からまたも少年の声。
「ああ、トラヴィスか。いや、ここが丁度向かい塔に繋がってる道みたいだなって」
「・・・向かいは壁だけどな・・・」
そうだな。と笑った。
「あと気になるのは・・・」
ストラウドの視線の先に、何かレバーのようなものが見えた。
「何だ?これ・・・」
トラヴィスはついそれをグイッと引っ張ってしまった。
が、
「何も起こらないってか・・・動かない」
引っ張っても引っ張ってもそれが動く事はなかった。
「壊れてんじゃないか・・・?」
そう思えざるおえない。
「それか錆びてて動かせないとか」
ん〜?とストラウドが首を傾げる。
「ルミネがさ、塔を見せて廻ったときにこれと同じようなレバーがあったって言うんだわ。だからもしかしたら・・・」
「どうかしたのか?」
そこに良いのか悪いのか判らないタイミングでフィオーナが現れる。
「あ、いや」
はははははと笑ってストラウドは誤魔化した。
誤魔化した理由は判らなかったが、取りあえず黙っている事にした。
そうか?と首をかしげたフィオーナだったが、後に階段を上がって上へと向かっていった。
「もうすぐ時間か」
ストラウドは呟いて立ち上がる。
あと少しで12時。
つまりは向こうも。
「クリスティーナ!」
「ルミネ?もう廻ったの」
「うんっ!」
そこには嬉しそうなルミネ。
に、うんざり顔のクロード。
「クロードはどうかしたの?」
「大丈夫。体調不良とかじゃないから」
確かに彼は体調不良なわけじゃない。
が、心のほうの体調が良くないと思われる。
「あ、コレ。はいっ」
ルミネは笑顔で彼女に何かを手渡した。
「これは・・・?」
それは白銀に輝く赤い石がついたネックレスだった。
「クリスティーナに似合いそうだなぁって。もしかして持ってた!?」
「い、いいえ。持ってないわ。・・・有難う」
ルミネはその一言だけで嬉しかった。
クロードがうんざりしていた理由はこれ。
何件も何件も店を回るたびに凄い時間またされれたうえ、買い物の荷物持ちをやらされた。
いつかトラヴィスとストラウドも経験している(笑
クリスティーナはさっそく、貰ったそれを首に通す。
「どう?」
「うん!似合ってる♪」
旅先で出会った友達というのは、ずっと話せるわけではない。
今のうちに楽しませておくか・・・そう思うクロードだった。
「あ、時間だわ」
手を振って螺旋階段を上がりだす。
その頃は隣も既に・・・。
またあの時間がやってくる。
それは決して歌姫の楽園ではない。
彼女達の楽園とは、何であろうか。
またも歌声は鳴り響く。
人々の為に。
それだけの為に。
「さて・・・じゃ、時間までオレ達も国を廻るか」
「時間?」
「そ。時間」
??とどこまでも首をかしげた。
自分がぼーっとしてたあの集まった時間に何を話したのだろうか。
外に出るとやはり暗い。
時間的にはまだ昼間。
こんなに暗いはずがないのだが。
「暗いな」
「ああ。暗い」
当たり前のことが当たり前じゃない。
世界にはいろいろな世界が広がっている。
それこそ自分の知らない世界が。
生きてるうちに知れるのは世界の真理のほんの一部。
それでも人は知りたいと思う。
自分から見てもとても興味深い生き物で、不思議な生き物だ。
本当に頭がおかしくなってしまったんじゃないかと混乱する。
人間とは言葉で語るには限界がある。
それこそ不可能。
自分達は本当に不可能と可能の境界線にいると思う。
そうとしか思えない。
これをどう説明すればいいのか。
オレには言葉が見つからない・・・。


刻々と時は過ぎ。
ストラウドがソレを呟く時間がやってきた。
「さて、時間だ」
「だからその時間って何なんだよ・・・」
「私もどうして呼ばれる?」
質問攻めだった。
「まぁまぁ。フィオーナ。このレバーオレが合図したら動かしてくれ」
「?」
「おい。それさっき動かなかったんじゃ・・・」
トラヴィスの質問に笑顔で答えたストラウド。
やはりまだ訳が判らない。
「時間だね」
と、こちらでも・・・。
「ルミネ?どうしたこんなところに呼び出して」
「クリスティーナ。私が合図したらこのレバー廻して」
「?」
カチ・・・カチ・・・
秒針が進む音が聞える。
それは何故か緊張感を与える。
カチッ!
「よし」
「せーの!」
ガコンッ・・・!!
フィオーナとクリスティーナ。
2人が同時にレバーを動かした。
その瞬間だった。
ガラガラガラととても大きな音と共に、地震でも起きたかのような振動が走った。
トラヴィスとストラウド、フィオーナは、慌てて出口から外に出る。
すると。
彼らの目に映ったものはとてつもない光景だった。
国と国を隔てていたあの壁が、どんどん下へと下がっていく。
「どうなって・・・!」
トラヴィスは思わず叫んだ。
叫ばずにはいられなかった。
それは最終的にまったく地面と変わらない位置で止まった。
境界線として残っているようにも見えるが、同時に・・・。
影の国と太陽の国を繋ぐ道のようにも見えた。
「これが、日(ひかり)・・・」
空ろな世界を夕焼けが包み込む。
影の国には日が差し込み始めたのだ。
あっという間に光は端から端まで行き渡り、影の国と呼ばれていた国は、まるで光の国のようだった。
「おい・・・ストラウド・・・」
まだちょっと混乱気味のトラヴィスがストラウドの服をくいっっと軽く引っ張る。
「昔のこの国の人は、判っていたのかもしれない。いや、願っていたのかも」
「どういうことだ?」
「随分前に国を2つに隔ててしまった彼らは、この先・・・この史実が未来へと繋がることを恐れたんだろう。同時に、繋がる事を夢見た。だから、わざとこんな仕掛けを作ったんだ。動かないと思われていた壁が、本当は動く。それに気づき、またこの壁が下ろされるとき・・・国は再び1つになるだろう、と」
なんとも矛盾した話だった。
いいや。
最初からこの国には矛盾しかなかった。
壁を壊すべきかそうでないか。
壊したい。でも、壊せない。
彼らは、全てを未来のこの国の人間に託したのだ。
どうも勝手な気もする。
だが、良くも悪くも・・・壁は下ろされた。
「どういう事?どうして壁が・・・」
「日だ!太陽の光だ!」
「おい、浮かれている場合じゃない・・・またの戦争が・・・」
「でも、おかげで長年待ち続けて、やっと日が見えたんだ!!」
「壁がないと戦争がまた起こってしまうわ!これは私達が恐れたことでしょう?欲に負けてはいけないのよ!」
「欲?最初からおかしくないか?どうしてオレ達が影の方に住み、奴等が日が当たる楽園のような場所で暮らしてる?」
「確かにそうだ。戦争を起こしたのは両方だ。同罪だろう!?」
国の人々は頭が混乱しているうえに、戦争への恐怖とそれらの感情が混ざり合って好き勝手言っている。
「おい、まずいぞ・・・このままじゃ本当に戦争が」
「トラヴィス!ストラウド!!」
すると、太陽の国・・・だった所からルミネ・クロード。
それにクリスティーナが現れた。
「ルミネ!クロード!!」
3人は駆け寄って6人になる。
「ストラウド、やっぱり」
「ああ。どうやら当たったようだ」
と、冷静に話をしている暇はない。
一刻を争う。
「フィオーナ」
クリスティーナが彼女の前に一歩出る。
「挨拶はまた後で。少し、力を貸してくれない?」
「何をする気だ?」
質問したのはフィオーナではなくクロード。
「着いて来て」
クリスティーナは微笑んでそれだけを言った。
一斉に首を傾げるトラヴィス達だったが、取りあえず今は彼女の指示に従うことにした。
「じゃ、塔の最上階に向かうわ」
そう言ってクリスティーナは思いっきり全速力で走る。
フィオーナもソレに続く。
2人を数秒眺めた4人もそれに続いてダッシュした。
塔の最上階で何をしようというのか。
あそこに行くには少し時間がかかる。
手遅れにならないといいが。
そんな心配を抱えた6人が塔の入り口に着く。
「あれ?あのこ・・・繋がってる」
トラヴィスが驚いたのは、壁が下がって、それが2つの塔の入り口と化していたから。
「なるほど・・・壁が下りれば塔と塔も行き来できるようになるってことか」
クロードは冷静に淡々と話す。
「フィオーナは自分の塔の最上階へ」
「判った」
ここからは二手らしい。
と、なると。
フィオーナにはトラヴィスとストラウドが。
クリスティーナにはルミネとクロードが。
塔の最上階までは階段を上がるしかない。
フィオーナの姿は既に2人には見えない。
「相変わらず早いのな・・・」
苦笑したストラウドが呟いた。
一方もう1つの塔のほうは。
「クリスティーナ!大丈夫?」
少し前を行く彼女にルミネが心配そうに言っていた。
「ええ」
こうしている間にも、国の反乱は大きくなっていく。
もう既に塔の中まで声が聞こえる始末だ。
「着いた・・・」
少し息切れしたフィオーナが塔の最上階へと到着した。
その後にトラヴィスとストラウドも到着する。
「螺旋階段・・・」
フィオーナは呟いてそれを上がった。
『・・・もしかして?』
2人が顔を見合わせた。
どう考えてもそのもしかしてしかありえない。
ヒュゥゥゥ・・・と暖かな風が吹く。
そこに上って見えたものは、暗い世界ではない。
光に照らし出された明るい世界だった。
彼女がふと向かい側の塔を見ると・・・
いつもは見えぬはずの、彼女の姿があった。
彼女はフィオーナに微笑んで息を吸った。
フィオーナも微笑んで息を吸う。
その直後。
あの美しい歌声が交じり合って、重なり合って聞えたのだ。
「・・・これは・・・フィオーナの?」
「クリスティーナ?もう1人は・・・」
国の人間が武器を下ろすのが判った。
カランカラン・・・とそれらは地面に落ち、再び武器としてソレが使われる事は、もう・・・無いであろう。
これで彼女も、少しは楽しく生きていけるだろうか。
そうだと、いいな・・・。





「フィオーナ。改めてお久しぶり」
「久しぶり・・・」
その言葉に4人全員が驚いた。
“久しぶり”という事は、会った事がある知りあいという事だ。
「と、言っても1回だけよ。それに小さい時に」
クリスティーナは笑って答えた。
フィオーナと違って彼女には笑顔が溢れている。
「そうだ・・・挨拶はこのへんにして、遣り残したことをやりましょう」
両手を合わせてそんな事を言った。
遣り残した事?
「これ」
彼女達の手に握られているものは、前にトラヴィス・ストラウド・ルミネ・クロードも見たことがある。
そう、あの黒い書物だった。
それを同時に火の中に投げ込む。
『あ』
気の抜けた声が小さく聞えた。
「いいのか?」
フィオーナにトラヴィスが言う。
「いい。これがあっては、前に進めないから」
そう言って、彼女が小さく笑った気がした。
瞬きした間にもうそれはなく、気のせいでも幻でもいい。
彼はただ嬉しかった。
「さて・・・じゃ、オレ達はどうする?」
一応一件落着なわけだ。
「フィオーナ?何処に??」
フィオーナが無言で何処かに行こうとしているのを、トラヴィスが引き止めた。
「国は再び1つに戻った。もう私の役目も終わり」
「あ・・・」
そう。
この国が嘗て1つだった時。
歌姫と呼ばれる存在は1人だった。
国が2つに分かれたことで、もう1人の歌姫が生まれたのだ。
フィオーナはこの国に必要な歌姫は自分よりもクリスティーナだと思った。
けど・・・それじゃまるで使い捨てだ。
「フィオ・・・」
「フィオーナ」
トラヴィスよりも先に、クリスティーナが彼女の名を呼んだ。
「今回闘いが収まったのは私だけの力ではないわ。貴方が、いたからよ」
「・・・・・・」
「これからも、2人でやっていかない?」
彼女はこれから“も”と言った。
それは、とても嬉しくて、とても残酷な。
でもけして、光が待ってない未来ではない―――。



それから数時間後。
国の中も落ち着いて、もはや2つの種族なんてどうでもいいだろうと言った風に賑やかで、明るかった。
最初に来た時とはまるで違う。
別の国に来たのかと思うくらいだ。
トラヴィス達は旅支度を整えて、この国を去ろうとしていた。
クリスティーナとフィオーナは国が1つになったばかりで、見送りにはこれなかった。
「さて、じゃぁ行くかー・・・」
適当に伸びをしたストラウドが一歩進んだ時。
たたたた・・・と誰かが駆けて来るのが判った。
振り返ると、そこにはよく知った人物。
「どうして・・・?」
「クリスティーナが行っておいで、って」
彼女はトラヴィスに駆け寄って耳元で何かを囁いた。
「――――――!」
ニコッっと最後に彼女は笑ってくれた。
そして何も言わずにその場を去ってしまった。
「お、おい・・・?何て言われたんだ??」
トラヴィスの驚いた表情を見てストラウドが尋ねる。
すると微笑んで彼は言った。
「この国の“本当の”名前」

後書き

歌姫編完結ですー(汗
ああ、紡いだ唄からかなり時間かかりました。
今までないくらいかかった気がします。
まぁ無事じゃないですけど(オイ)完結です。

次回予告をすると、ぶっちゃけ急展開?
ホントはこの話の最後にでもそこの話をすこーしやろうと思っていたのですが・・・
予定が狂いました(><;
トラヴィスの最後のあの台詞の跡に文字は続けたくなかったという自分のこだわりの所為です;;
まぁ・・・どうにかします。
予想通り、思い通りにならないことなんて日常茶飯事だ!(泣

この小説について

タイトル 宗Р良韻遼造い誓こ
初版 2009年9月13日
改訂 2009年9月13日
小説ID 3487
閲覧数 666
合計★ 0
五月の写真
作家名 ★五月
作家ID 497
投稿数 60
★の数 166
活動度 11432
一言・・・・・・頑張ります。

http://simotukiharuka.blog.so-net.ne.jp/
自分の小説ブログです。
ここに載せた小説についていろいろ書いてます。

コメント (2)

友重 コメントのみ 2009年9月17日 13時52分39秒
悪くありません。
悪くはなかったのだけど!

なんというか、これは誰が言っているの?という場面がありました。
あと展開速いかも……

私からはこれくらいですかね?

けれど話はとてもいいです。これからもどんどんいい所を伸ばしていってください!

応援しています!
★五月 コメントのみ 2009年9月17日 17時21分27秒
友重>ふむふむ・・・。
んまぁ・・・確かにねぇ・・・うん。
自分でも少し思った。
なんというか・・・書いてて「あれ?俺何書いてんだ・・・?」と自分自身混乱するときが・・・(汗(オイ

おおー有難うございます〜。
そして何故に敬語なのかとても気になる〜♪
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