夢の中の物語 - 第二章“奇跡and出会い”

「奇跡だ。」彼はそう思った。                                                           なぜかというと生まれてこのかた遅刻をしなかった事がない彼が今日は遅刻をしなかったのだ。                                                                 人生初である。                                                                 クラスのみんなも驚いていた。                                                          ここの学校は小・中・校が一緒になっている学校である程度の点数をとっていれば上がることができる。                                                              いわばエスカレーターである。                                                          そんな学校なのだから小学校に行っている人や中学に行っている人、高校に行っている人でも彼のうわさはいやでも耳に入ってくる。                                                    彼は通称「遅刻バカ」                                                               そんな彼が時間に間に合ったのだからみんなが驚くのも無理はない。                                         教室に入ってきた先生に                                                            「わっ!何でこんな時間にお前がいるんだ!?まさか先生死んでしまったのか?それとも生霊がいるのか?」などの言葉を浴びせられた。                                                   と、このように彼がいるだけで死期をさとられたり霊扱いされされたりするのだ。
                                                        だが今回はこの位の騒ぎではおさまりきれない大事件が起こってしまうのだ。
                                                        先生がなにやら咳払いをしてみんなに大事なお知らせがあるという。
                                                          「今日、このクラスに『転校生』が来た。」
「わーい!」                                                                   みんなの喜びの叫びが教室に響いた。                                                       なにしろこの学校初の転校生だったからだ。                                                    男なのか女なのかなどの言葉が飛び交う中二人だけ違う反応を見せる者がいた。                                    彼と彼の友人だった。                                                              なにしろ友人が書いたウソが現実のものになったからだ。
  「まさか・・・。」                                                                彼は不安を感じていた。                                                             もし本当にウソが現実になったら大変だ。                                                     彼は『美人』が少々苦手だったからだ。                                                      なぜそこまでして「大変だ。」などと思ったりしているのか。別に見るくらいなら大丈夫なのでは?と思うだろう。
しかし、そうもいかないのだ。                                                          彼の隣の席しかあいているところがない・・・。
しかも席は二人でひとつの長い机だし最初だから教えなくてはならないかとも色々あるだろう。
『ガラ!』と、扉が開いた。                                                           入ってきたのは「女」しかも髪は短めで茶髪、けっこう美人である。
しかし手紙通りになってしまったが、まさかの知っていた感じだったのか?と友人を見てみると・・・。
ぼーぜんとしていた。放心の一歩、いや、半歩手前の友人の顔を見てさとった。
(知らなかったのか?だったら何で手紙通りの人物がしかも今日引っ越してきたんだ?偶然・・・なのか?)
などと思っていると先生が
「静かに!この子の名前は『白夢 姫蓮(はくむ きれん)』だ。では、自己紹介をしてもらう。」
「白夢 姫蓮です。よろしくお願いします。」と、少々二コッとしながら言った。
「白夢の座席はあそこだ。」
「はい。」などの会話を済ませこちらに来た。
「よろしく。ところであなたのお名前は?」
「俺は『榊 竜珀(さかき りゅうはく)』だ。」
「榊 竜珀くんか・・・。なんて呼んだらいいかな?」
「何でもいい。」
「じゃあ今のところは榊くんで!」 (今のところはって・・・。)「それでいい。」
「これでホームルームは終わりだ!」という先生の言葉でホームルームは終わった。

この小説について

タイトル 第二章“奇跡and出会い”
初版 2009年9月26日
改訂 2009年9月26日
小説ID 3516
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ルビナの写真
熟練
作家名 ★ルビナ
作家ID 584
投稿数 10
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活動度 1415

コメント (2)

★ 2009年9月26日 21時17分07秒
またまた丘です。
では、感想を。
来ましたね、転校生。
この転校生がこの後どう関係してくるのか見所です。
今のところ、不十分なところはありません。
今は楽しく小説を書きましょう!
では。
★ルビナ コメントのみ 2009年10月3日 20時04分12秒
コメントありがとうございます!!
御礼を言うには少し時が過ぎすぎた気もします。
すいません・・・。
今日投稿した小説で
少しだけ意味深的な事を書かせていただきました。
次回は、転校生が活躍?しますので
楽しみにしていただけたら
とてもうれしいです!
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