夢の中の物語 - “First story (before)”

自習の時間暇だった。
                                    
何をしろ!

などの先生の言葉がなかったので                     

何をすればいいのかわからなかった。                   

みんなは遊んだり、しゃべったりしていたが

うるさい!                               

というはずの先生がいなかった。                     

たぶん会議をしているのだろう。                     

なぜ副教室がなくなったのか                       

不思議でしかたがない。                         

ずっと考え込んでいると                         

時間がたつのが早い。                          

榊くん?と白夢にいわれるまで                      

俺はチャイムが鳴り終わり昼食の時間になったことを知らなかった。     

「榊くん?」                               

「・・・ん?なんだ?」                          

「あの・・昼食一緒に食べませんか?」                   

「え?別にいいけど・・・」
                                    
「よかった。ありがとうございます!!」

こうして俺らは一緒に昼食を食べることになった。

美人が苦手って言ってたじゃないか!

と思うだろうが、

なぜか白夢といるうちに平気になってきたのだ。

不思議だ。


ここは食べるところが自由な学校だ。

それに弁当は持ってくるも、食堂で買うも自由。

だから俺はここを受けたのだ。

その理由は・・・。 まあ、話すと長いので省略。

話すのは又今度で。

ついでに1番人が来る確率が低い場所を知っている。

俺はいつもそこで静かに食すのだ。

白夢と二人でそこに行き

その場所においてあるひとつの机とふたつの椅子に腰掛け

弁当を並べた。

俺は食堂で買ったパンやジュース

白夢は手作り弁当だ。

「なあ。白夢。」

「はい?」

「その弁当はお母さんが作ってくれたのか?」

「いいえ。なぜです?」

「いや・・なんかうまそうだったから。」

「なぜ私が作ったのか?と聞かなかったんです?」

「・・・。何か美人で勉強ができる人って大体料理が下手というイメージが・・。」

「なんですか!そのイメージは!私は一人暮らしなので作ってくれる人がいないんです!」

「?一人暮らし?何でだ?普通は高校生から一人暮らしするものじゃないのか?」

「私は両親の顔を知りません。孤児院で育てられ頭が切れるから中学生でも一人暮らしできるだろう。ということで一人暮らしすることになったのですが、わけあってこっちの方じゃないと暮らせなくて・・・。それで引っ越してきたんです。」

「・・・。悪かった。そんなことだと知らずに聞いてしまって・・・。」

「そんな暗い顔をしないでください。せっかくのお弁当がまずくなってしまいます!」

「・・・そうだな。」

昼食を食べ終わり教室に戻ると、みんなが帰る準備をしていた。

「おい、有川(ありかわ)なんで帰る準備してんだ?」

「え?あー。『帰れ!』っていわれたからだ。」

「は?誰が言ったんだ?」

「そりゃー先生に決まってんだろ。」

「ふーん。じゃあ帰るか、白夢。」

と振り向いたが白無がいない。

「白無がいない。」

「え?さっきいたのにな。」

「わるい。有川、捜してくる。」

「お、おい!榊!!」

(どこに行きやがった白夢。)

白夢は、迷子にはならない。俺は確信を持っていえる。

なんせたった一回で学校の設備を覚えた頭の持ち主だ。

なのに俺は、今まで感じたことのない不安を感じていた。

動かずにはいられなかったのだ。


こうして白夢を探すことになった俺は

この学校の全てを探したが、どこにも白夢はおらず

帰ったのかと教室に戻ってみても荷物は置いたまま。

気が付けばもう6時を過ぎており、外は暗くなってきた。

(やばいな。警察に行った方がいいか。)

と思い、教室に入ろうとした時

白無がいた。

眠っているが、なぜか体中傷だらけだ。

「白夢!?大丈夫か?おい白夢起きろ!!」

といい、白無をゆすった瞬間、急に眠たくなり寝てしまった。

夢の中で誰かに呼ばれ、

声の聞こえる方に行くと


白夢がいた。

後書き

今回の新キャラ「有川くん」
について少しご説明します。
有川くんは、第一章で出てきた
榊の唯一の友人です。
有川くんは極々たまにしか
出て来ませんが
どうぞよろしくお願いいたします!!

この小説について

タイトル “First story (before)”
初版 2009年10月12日
改訂 2009年10月12日
小説ID 3553
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ルビナの写真
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作家名 ★ルビナ
作家ID 584
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コメント (1)

★音桜 2009年10月13日 15時54分01秒
正直に言いましょう。
えっと、「急に眠たくなり寝てしまった」と
ありますがこの場合、気を失ったでもありだと思います。
参考にしてください。
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