夢の中の物語 - “First story(after)”

白無がいた!!

しかし、喜べなかった。

なぜなら白無の前には大きな黒い物体がいて

白無はそいつと戦っていたからだ。

体中傷だらけで・・・。

俺のいる場所から白夢のいる場所までは

大体100m位はある。

しかも、周りの景色は無残に崩れているお菓子のビルや、お菓子の木など、
どこもかしこもお菓子だらけだった。

しかも空は真っ黒。

何かに襲われた一つのお菓子の国・・・。

この言葉がぴったりの光景だ。

しかし俺は、白無と黒い物体だけはぼんやりとだが、見えた。

「白夢!!!」俺は叫んだ。

それと同時に白夢は黒い物体に投げ飛ばされた。

ものすごい勢いで飛ばされた白夢は、俺のいる場所まで『ザザーーッ』という音と共に飛ばされてきた。

ぼんやりとしか見えなかったので白夢の容姿は分からなかったが

今は分かる。

白無は、制服姿だったが、髪は「黒」の長い髪 目は「不思議な色」だった。

「大丈夫か!?白夢!」

俺は白夢を抱き寄せた。

「榊・・くん・・?」

白夢は生きていたがだいぶダメージを受けているようだった。

「何でこんな事に・・ここは夢の中だろ??」

「そうだよ・・榊くん。でもあなたの夢じゃないの。私の夢でもないの。」

「え?」

「ここは魔物が住みついた夢・・誰かの夢の中なの。」

「え?ウソだろ・・?誰かが誰かの夢の中に入るなんて・・」

「ウソじゃないの。榊くん・・。私はみんなの夢を守るためにある人に特別な力を貰ったの・・・。」

「あ・・ある人って・・?」

「神様。」

「神様って冗談止めろよ!!とにかく逃げよう!」

と、振り向いたがさっき通ってきた道がなくなっていた。

「どういうことだ??」

「榊君がこの世界には入れたのは奇跡なの。普通の人が入ったらここから出るすべはなくなってしまうの。」

「帰る方法は?」

「あの魔物を倒すしかないわ。」

「分かった。白夢はそこにいろ。」

「まっ・・まさか、魔物を倒すの!?」

「ああ。出るためにはそれしか方法はないんだろう!!」

「待って!!普通の人間が戦って勝てる相手じゃないわ!」

「じゃあどうしろってんだよ!?」

「・・・。一分。」

「・・・?」

「一分だけ集中できる時間を作ってくれたら倒せる!」

「・・一分だな。」 そして俺はそばにあったお菓子の棒をつかんで走った。

魔物に向かって・・。

魔物はすぐに攻撃をしてきた。

ギリギリのところで避けた俺は魔物に向かって棒を投げた。

魔物のからだに見事に刺さった。

魔物はもがき苦しんでいる。

と、そのとき!

「榊くん!どいて!!」

その声を聞きすぐに避けた俺。

その頭上を飛び越えた白夢。

「ホワイトメア・ソーード!!!」

その言葉と同時に白無は魔物を切った。

とても美しい純白の剣で・・・・。



目が覚めた。

見える景色は学校にある自分の教室だった。

(夢・・・・か。)とおもった瞬間!

「榊くんおはよう。といってもまだ朝じゃないですよ?」

「白夢!?夢じゃなかったのか?あれ?傷が・・・。」

白夢の体中にあった傷がなかった。

「元の世界に戻ると傷はなくなるの。」

「そうなのか・・。所でさっきのはいったい・・・。」

「さっきの魔物は『ドロップ』っていうの。奴らの国『イーブル・エンパイヤ』の王『ギルティ・スロウト』の家来よ。」

「・・・なにがなんだか。」

「簡単に言うと『ドロップ』が王に言われてみんなの夢を壊してたってわけ。で、それを止めるのは私の仕事であり、榊くんの仕事でもあるの」

「・・・はああああ!?何で俺が????」

「いっしょに戦ってくれたじゃないですか!!」

「あの時はただ・・・・・・。」
                                    
「『ただ・・・』何ですか?」                       
                                    
「・・・なんでもない。」                         
                                    
「なんですか?気になります!!」                     
                                    
「なんでもないっつーーの!ほら。さっさと家に帰るぞ!!」         
                                    
「・・・ハイ!」                             
                                    
こうして二人は家に帰った。                       
                                    
それぞれの思いを胸に抱きながら・・・。                 




後書き

感想をお待ちしています!
とりあえず感想が欲しいです!!
特にダメ出しが。

この小説について

タイトル “First story(after)”
初版 2009年10月14日
改訂 2009年10月14日
小説ID 3557
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ルビナの写真
熟練
作家名 ★ルビナ
作家ID 584
投稿数 10
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活動度 1415

コメント (2)

★音桜 2009年10月15日 16時02分10秒
はい。戦闘シーンがよく書かれていると思います。
榊くんの驚き具合もいい感じです。
ホワイトメア・ソードのところは、
あまり伸ばしすぎないほうが・・・。
呪文系は伸ばさず正式な名前で呪文を言うと
いいと思いますでは、次も期待しております
★ルビナ コメントのみ 2009年10月15日 16時31分02秒
いつもいつも、ありがとうございます!
そうですかー。伸ばしすぎはいけないんですね。
貴重のご意見ありがとうございます!!!
これからも頑張ります!
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