夢の中の物語 - 第五章“好きなもの 嫌いなもの”

その日の昼、俺と白夢はいつもの場所で昼食を食べていた。

相変わらず俺は食堂で買ったパンやジュース、白夢は手作り弁当だ。

よく見ると白夢の弁当の中に卵焼きが入っている。

「なぁ。白夢・・・。」

「はい。なんでしょう?」

「その・・・卵焼き・・貰ってもいいか?」

「はい。どうぞ。」

パクッ!

「う・・うまい・・!」

「そうですか!それは良かったです!!もしかして榊くん、卵焼き好きなんです
か?」

「あぁ!」

すごくうれしそうに言った。

そうなのだ、この男見た目はクールで無口な感じなんだが

『卵焼き』をみると目をキラキラさせて『貰っていい?』と聞くのだ。

そんな一面を持つ彼は小1の頃それをやり

貰ったはいいが、そのギャップがかわいいと言う女子(結構美人)達しつこく迫ら
れ、

それが怖くなり中学受験をすることに・・・。

その女子達も一緒の中学に入るべくそこを受けたが

結構倍率が高く、そして偏差値も高かったのでみんな落ちた。

彼は全国第三位にランクインするほどの頭の良さだったので

ラクラク入ることができた。

というわけだ。

これは第三章のbeforeで省略した内容の説明になる。(宣伝!)

「なんか榊くんキラキラしてますね!」

「そっ、そうか?」(…しまった。)

「そんな感じの榊くん初めて見ました!」

「だろうな・・・。」(うわ〜。やっちまった。)

「榊くんはいつもの感じもいいと思いますけど、私キラキラな榊くんも好きです
よ?」

「・・・追いかけたりしないのか?」

「え?なぜです?」

「それは・・・。」

俺は全て話した。

「そんなことが・・・。怖いですね。」

「だろ・・・?」

「でも、そういう風になるのは榊くんがかっこよかったからじゃないですか?」

「有川にも言われたよ・・・。それ。」

「まぁ、いいじゃないですか。私は追いかけたりしませんから。」

「本当か?」

「私のこと信じられませんか?」

「いや。信じるよ。」

丁度チャイムが鳴った。

「さて、早く教室に戻りましょう!次の時間音楽ですよ!」

「わかった。」

俺らは教室に戻った。

そういえば第三章にあった副教室のことだが、もう一度立て直すことになってい
たそうだ。

先生の連絡ミスで2−4の俺らのところと、なぜか美術の先生にだけ伝わってい
なかったのだ。

で、途中で帰らされたのはミスをした先生をしかるため。

校長の声は大きすぎて学校中に響くからだ。

そして十分ぐらいで終わったので先生は家に帰った。

だから俺が白夢を捜すために校内を捜しまくっても先生に会わなかったのだ。

で、今日から一週間、副教科は教室ですることになった。

『ガラ!』

音楽の先生「赤秋 声華(せきあき しょうか)」先生が入ってきた。

「今日は『笛』をします!曲目は自由です。オリジナルでもいいよ!」

「はーい!!」

みんなは赤秋先生が先生達の中では1番好きらしい。

俺は先生に関して好きとかはない。

「あの先生素敵ですね!」

と、白夢。

「うんうん。」

同調する人25人。

「そうか?」

同調しない人1人。

みんな曲を探し始めた。

俺は探すという面倒なことはしたくない。

だからいつもテキトーに演奏しているが、それでもいつも点は、最高点の10点
だった。

「はい!終了!!」

という赤秋先生の声でみんな手を止めた。

「それじゃ、今日はここまで。明日一人ずつでもいいし、友達と組んでバンド形
式でもいいから、みんな頑張って演奏してね!」

「はーい!」

丁度チャイムが鳴った。

6時間目、道徳の時間だ。

『ガラ!』

担任の先生「名永 瑚水(なえい こすい)」先生だ。

男の先生で変なところがありすぎだが、1番頼りになる先生だ。

「今日は来月の文化祭について何をするか決めたいと思う。」

「は〜い。」

「内容は覚えているだろうが、一日目は各学年の棟で店をする。

二日目は店の続きと劇。

最後はキャンプファイヤーでしめだ!

この二日間学校にいるのは中学だけ。

ただし!今年からはもう1つ楽しみが増えたので三日間の文化祭となる。」

「その楽しみって何ですか?」

「それは前日までのお楽しみだ!さあ意見を出せ!!」

みんなで意見を出し合い30分後。

ようやく決まった。

「じゃあ発表するぞ!一日目はメイド喫茶、二日目はシンデレラだ!!」

「分かりました!!!」

「じゃあ、頑張って準備班決めてさっさと準備するぞ!」

「オ〜〜〜〜!!!」

こうして文化祭の準備が始まった。


(俺、文化祭とか苦手なんだけどな・・・・。)

後書き

なんか宣伝とかしちゃってます!

この小説について

タイトル 第五章“好きなもの 嫌いなもの”
初版 2009年10月22日
改訂 2009年10月22日
小説ID 3574
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ルビナの写真
熟練
作家名 ★ルビナ
作家ID 584
投稿数 10
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活動度 1415

コメント (2)

★音桜 2009年10月23日 18時02分36秒
えっと、
たかが卵焼きで榊くんの
目が輝くという設定は
良いと思うのですが
何故卵焼き!?
と思いました。

失礼します
★ルビナ コメントのみ 2009年10月23日 22時42分18秒
はい。
この説明は、たぶん今後の小説で出すので
それまではどうか謎のままにしておいて下さい。
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