さよならの刻(とき)

サヨナラの時 君は手を振った

僕は慌てて 手を振り返した

君はニコッと微笑んで

僕はどこか 寂しかった

人は生まれるのも一人で

死ぬのも一人だって

誰か 言ってた

そう 人は罪深い生き物だね

生まれるのは 受け身なんだ

死ぬのは 自由?

ホント?

人は 人に縛られて

人は 思い出に縛られて

人は 自分に縛られて

やっぱり 死ぬんだよ

サヨナラ

そのときは何時か

サヨナラ

それは今日かも

…しれないね

サヨナラ

それでも君は手を振ってくれる?

サヨナラ

未練の一片を

サヨナラ

サヨナラの刻は迫る

サヨナラ…

サヨナラ…

あらがって あらがって 

僕は死ぬ 

この小説について

タイトル さよならの刻(とき)
初版 2009年12月11日
改訂 2009年12月11日
小説ID 3669
閲覧数 843
合計★ 2
東雲 ヤクモの写真
作家名 ★東雲 ヤクモ
作家ID 203
投稿数 168
★の数 307
活動度 18354

コメント (2)

刹那 2010年7月29日 18時06分20秒
凄いですね・・・人はたくさんのものに縛られながら死ぬ。なら、本当の自由はどこにあるのか。いろいろと考えさせられました。「サヨナラ」って何度も繰り返しているのが、“あらがっている”というのを現しているような気がして心残りました。
★東雲 ヤクモ コメントのみ 2010年8月3日 20時08分51秒
刹那さん、コメントありがとうございます。
名前 全角10文字以内
コメント 全角3000文字以内 書式タグは利用できません
[必須]

※このボタンを押すと確認画面へ進みます。