鼓動



「どんな生き物でも一生のうちの鼓動の回数は決まっている」


本に書かれた文章に それなら自分は長生きできないかもしれないなんて考えた

だって あのひとが傍にいるだけでこんなにも鼓動が早くなる

こんなに早く動いたら壊れてしまうのではないかと不安になるほど 心臓は大人しくなってくれない

苦しくて 痛くて カラダは鉛を飲み込んだみたいに重い


こんなにツライのは あのひとの特別な笑顔が私じゃない人にむけられていることを知っているから


自分のカラダの一部であるはずなのに

ちっとも言うことを聞いてくれない心臓にイライラして胸元をきつく握る

ほら 今もあのひとの何気ない言葉と誰にでも向ける笑顔に音が大きくなった

どうか どうか

誰でもいいから助けてください

『心』を守る方法を教えてください


後書き

ご意見、感想がいただければと思います。

この小説について

タイトル 鼓動
初版 2010年5月29日
改訂 2010年5月29日
小説ID 3931
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ぬし
作家名 ★久遠永久
作家ID 275
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