詩みたいなもの - 駿河地方に吹く風

ざざー…。

風が吹く。

ざざー…。

気持ちの良い風が吹く。

見上げた空は、今日も快晴。

額の汗を手の甲で拭いながら、見上げた先には夏の濃い青空が広がっている。

更にそのブルースカイの先には、夏特有の入道雲がにょきにょきと。

まるで綿飴のような入道雲。

手を伸ばせば、本当に掴んで食べられそうな気さえしてくるから不思議☆

そんな可笑しな事を考えてしまう自分自身に苦笑しつつ、ふと振り向いた先には夏の主役の太陽の姿!

長梅雨でずっと出番を待ち侘びていたかのように、その存在を主張している。

夏の主役は俺様だ!

まるでそう主張しているかのように、強烈な日差しが俺の首筋をジリジリと焦がす…。

その強烈な陽射しに堪らず、手でひざしを作り慌てて日陰へ避難。

ざざー…。

日陰へ入ると、再び吹き付ける心地よい風が。

暑さで大量にかいた汗が、その風によって冷まされて乾かされていくのを実感できる。

涼しくて気持ちの良い、海から陸に向かって吹きつける駿河地方の風。

息を思い切り吸い込めば、仄かに潮風の匂いが混じっているような気さえする。

ざざー…。

耳を澄ませば風の音。

ジジジジジ…。

耳を澄ませば蝉の鳴き声。

カナカナカナ…。

遠くの山からは、ヒグラシの鳴き声も聞こえてきた。

梅雨も終わり、今年も本格的な夏の到来!

ざざー…。

風に癒されていると、ふと風の向きが変わった。

海から向かっていた風が、山からの風に変わる。

すると、今度は夏の新緑の香りがする風に。

潮風の香りから、夏の萌えた緑の匂いに…。

あなたは知っていただろうか?

風に音がある事を。

風に匂いがある事を。

もしまだ知らないのなら是非、風が吹いた時に試してみて欲しい。

風の音の違いを!

風の匂いの違いを!

風にだって匂いはあるんだよ☆

ざざー…。

夏のブルースカイの下で…。

あなたは目を閉じてみた…。

聞こえるだろうか?風の吹く音が。

分かるだろうか?風の匂いの違いが。

さぁ!鼻腔一杯に風を吸い込もう!!

さぁ!身体一杯に、夏の風を受けとめよう!!

五感の全てで、夏という季節を感じよう♪

ざざー…。

今日も駿河地方に風が吹く…。

ざざー…。

後書き

夏の海って良いですよね!
自分、海で一人黄昏るの、大好きなんですよ♪
そんな夏の海を見ながら、思いつきました☆

この小説について

タイトル 駿河地方に吹く風
初版 2010年8月3日
改訂 2010年8月3日
小説ID 3998
閲覧数 649
合計★ 0
駿河地方に流れる風の写真
常連
作家名 ★駿河地方に流れる風
作家ID 665
投稿数 7
★の数 4
活動度 812
どうも、初めまして!クローン病という難病を患っていて、いつも入院中には妄想ばかりしております〜。こんな自分ですが、どうぞ宜しくお願いしますね☆

コメント (0)

名前 全角10文字以内
コメント 全角3000文字以内 書式タグは利用できません
[必須]

※このボタンを押すと確認画面へ進みます。