声―コエ―

耳を塞いでいたって聞こえる

数々の罵倒

人なんてみんなそう

思っていながら違うことを言うの


そんなココロなんていらない

そんなココロだけいらない

取り出して手術して

私のココロ

私の耳

私の頭

誰か治して


私だけがおかしいの

どうして?




空に火がついて

どんどん広がる


とても綺麗な景色

私だけしか知らない

私だけのもの







耳を塞いでも聞こえない

君の『コエ』は聞こえない


“それがあたりまえだよ”

と君は言うけれど

私にこれは異常なの

耳を塞いでも聞こえるはずなの

君のココロが聞こえない



私だけがおかしいの?

君が特別なの?

私が特別なの?


君からは聞こえない

数々の罵声




空の闇に光が広がっていく

どんどん広がっていく


隣に君がいて初めて

誰かも見ていることを知った

私だけのものじゃなかった


独占したかったはずなのに

心が暖かい

私だけのものじゃなかった

私一人だけのものじゃなかった

……私は独りじゃなかった。






一緒に空を見上げながら

隣で微笑む君がいて

『暖かい』と思った

それは陽の光のせいだけではないかもしれない

その暖かさは

滲んで、

溢れて、

流れていった。

それでも溢れたものは

止まらなかった。






耳を塞いでいたって聞こえる

数々の罵倒


――だけど、君は違った。


こんなことは初めてで

こんなことは知らなくて

想っていながら違うことを言ってしまう


それでも君は

私の『コエ』が聞こえるみたいに

隣で微笑んでくれる


『聞こえる』のは私のはずなのに

君の『コエ』だけ聞こえない

だから私は耳から手を離す




あなたの『声』を聞くために








後書き

こんにちは、お久しぶりです。
覚えていますでしょうか?
淫らn(ry
青嵐です。

なんとなく響きが似てるからっていきなりボケ過ぎました。
ツッコんでくれそうな心優しい人なんていないと思いますので←
自主規制かけました。
お間違えなく、青嵐です。←

久しぶりに投稿しましたこの作品は、
心の声が聞こえてしまう女の子の話です。

私が住んでいるところの今の天気は土砂降りの雨なんですが、ちょっと前に家の窓からとても綺麗な夕日が見えたんですよ。
それを写メって、あるサイトのつぶやきにでも載せようかと思ったんですが、他の人も載せていて、「あ、みんなのところも見えるんだな」と思ったのがきっかけでした。
それと、むかーしに考えていた小説のネタで「心の声が聞こえる少女」っていう設定を付け加えてこうなりました。

いかがでしたでしょうか?
自分的にはそんなに悪くはないとは思っているんですが……。
直球な表現をしているところがあったり、ちょっと遠回しな表現をしているところもあるので、もしかしたら読みとりにくかったりするところがあるかもしれないのですが……大丈夫ですかね……?;
それでも意味を込めて作っております。

タイトルには相当悩みました。
ちょっと凝ったものにしたかったのですが、あまりいいのが思い浮かばなくてこれに落ち着きました。
ネーミングセンスとかがほしいです。笑

ここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは質問・意見・要望(なんか違う)その他感想などいただけると嬉しいです。
ではでは。

この小説について

タイトル 声―コエ―
初版 2010年11月3日
改訂 2010年11月3日
小説ID 4109
閲覧数 846
合計★ 7
青嵐の写真
ぬし
作家名 ★青嵐
作家ID 276
投稿数 35
★の数 188
活動度 7315

コメント (3)

★流魂 レム 2010年11月3日 15時20分20秒
青嵐さんの作品にコメを入れるのは初めてでしょうか?
よくお名前はお見かけしているのですが(汗)

さて、この作品の感想なのですが……。

いいですネっ!!私は大好きです♪

心の声なんてものが聞きたくなくても聞こえてくるという状況は、実際にあったのだとしたら正直に耐えられないものだと思います。

心の声を聞く……という事で有名なものに覚(さとり)という妖怪が居るので、これを題材とした作品は数多くあるのですが(逆にみんなに心の声が漏れてしまう“サトラレ”なんて作品もありましたが)、青嵐さんの作品の場合、“君”の声だけ読み取る事が出来なかったというのが新鮮ですね。

おかげで、“君”の正体が気になって気になってww

なんとなく、“君”が特別なのではなくて、女の子が“君”に特別な感情を抱いているから、“君”の声は聞こえなかったのだとも考えてみたり。

相手の心はわからないけれど。
それでも同じ空、同じ思いを胸に抱いていると感じて。
同じであればいいなと、思い焦がれて。
“君”の思いを聞きたくて。
そっと耳から手を離す。

素敵じゃないですか☆
★亞華羽 コメントのみ 2010年11月4日 18時01分02秒
トピックから来ました、ニコ厨の亞華羽です←
ご迷惑かもしれませんが訪問しました(・ω・)
最近ぱろしょで詩が多いのは私の気のせい…?w

私もたまに詩とか書いたりけど、実に比べ物にならないつ←
まぁ比べるものなんてこの世の中に存在しませんけど・・・・orz

青嵐さんはこういう類のものがきっとお得意なんでしょうね。
とっても心にじーんときました!
褒め言葉しか言えなくて申し訳ないくらいですね←←
後書きに『タイトル悩みました〜』的なの書いてありましたけど、私はこのタイトルだからこそ惹かれました。
でも、タイトルって結構…てかめっちゃ大事ですよね。
そのタイトルで見るか見ないか決める方もいらっしゃいますからね。
私はタイトル考えるの嫌いなので(←
適当にしてしまう場合もありますがww
でも、今回書いているものは結構懲りましたね。
今書いてるもののタイトルはラストで明かすつもりです←
なんか宣伝っぽい…orzついでにネタバレ…ww

と、いう感じに話がそれてきたのでここら辺で。
これからも頑張ってください!
とても美しい内容でした(^ω^)
★トリニティ 2010年11月12日 9時41分15秒
こんにちは。拝読しましたので感想をば。

後書きを読んで初めて真相が分かるタイプの詩ですね。
こういう形態は上手くしないと途中で読むのを諦めてしまう読者が多いです。
そしてこの詩も、その例に漏れていません。
君や声といった情報のない名詞が乱立しているので、抽象さにいっそう拍車がかかってしまい、作者本位の詩になってしまいます。
あやふやさの境界を見極めるのは非常に難しいので、語彙力というよりはセンスの問題になりますね。

と、ここまで偉そうに理屈を並べましたが、後書きを読んだあとにこの詩を読み返すと謎が解けてスッキリ読めました。
更には詩としても評価は高いと私は思います。
「私」と「君」の微妙な関係性や、不思議な能力が忌まわしきものからそうでないものへと変わりつつゆく様など、綺麗に表されていますね。
それから、ラストの声を漢字にしたのもよかったです。
霧がはっと晴れたような要素が、とても素敵でした。同時に全体を締めていて、ここはうまいなぁと思います。
あとは私の好みで三点ということで(^^)

次回作も期待しています!
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