心の乱れとは - 心の乱れとは 〜第8乱〜


今日もシャキッと平和だった。
どのくらい平和かというと、記憶喪失の男性が猛ダッシュをしていたら足の小指を強打してしまい、
その痛みによってもがかざるを得ない状況に陥ったのに、さらに後頭部をうちつけて記憶が戻って一件落着してしまうくらい平和だった。
今日も道に迷ってジンバブエまで行ってしまったが無事に家に戻った。
電話を見ると、やはり一件。
僕は再生ボタンを押す。
「また手首が落ちちゃった」
やはり彼女からだった。
…手首が落ちるというのはもともと彼女の手首が着脱可能だということだろうか?
そうだとすると彼女はアンドロイドやなんかの類ということになる。
しかしそんな話は聞いたことがないのできっと違うだろう。
では、手首が落ちてしまうような事態、たとえば持っていた荷物が重すぎてバッグのひもを切るどころか手首ごと抜け落ちてしまったとは考えられないだろうか。
ちょっとしたアメリカンジョークだ。
いや、それともそういう体質なのかもしれない。
何かの拍子に手首が抜け落ちてから癖になってしまったとか…。
もしくはお風呂に入ると体がほぐれて手首が外れてしまうということも考えられる。
ほぐれすぎだと注意したい。
なんにせよ、体質が関連している可能性は高いようだ。

 

今日は平和だった。それ以上でもそれ以下でもなかった。



後書き

生き返ったら後書き禁止なのですが生き返ったので書けません。

この小説について

タイトル 心の乱れとは 〜第8乱〜
初版 2000年9月24日
改訂 2000年9月24日
小説ID 443
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作家名 ★ビビンバ吉田
作家ID 3
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