心の乱れとは - 心の乱れとは 〜第9乱〜


今日は上から読んでも下から読んでも平和だった。
どのくらい平和かというと、遅刻をしそうになったので近道をしようとしたら道を間違え、別の学校に着いてしまったので
「これも運命か」と考え直し、編入試験をうけだしてしまうくらい平和だった。
今日は彼女を見かけたので話しかけようと思ったら、すでにいなかった。
見通しの良い場所だったのでちょっと疑問だ。
と、そんな疑問を抱えつつ家に着くとすぐさま電話をチェックする。
一件。
再生ボタンを押し、イスに腰掛ける。
「シャワー浴びてると全部吸い込んじゃって」
やはり彼女からだった。
…彼女はシャワーというものを非効率に感じていた。そしてもったいないと思うあまり皮膚が進化してしまったのではないだろうか。
強い意志とは人間を変えてしまうことだってある。このケースもそう不思議なことではないはずだ。
それとも彼女はスポンジなのだろうか。これでは彼女そのものを根本から否定することになりかねないが、やむを得まい。

 

とりあえず今日も平和だった。やっぱり平和なんだな、と思った。



後書き

あ、UFO!

この小説について

タイトル 心の乱れとは 〜第9乱〜
初版 2000年9月24日
改訂 2000年9月24日
小説ID 444
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作家名 ★ビビンバ吉田
作家ID 3
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