心の乱れとは - 心の乱れとは 〜第12乱〜


今日は世界中の人々がそうではないと主張したとしても平和だった。
どのくらい平和かというと死に際に突如現れたジーサンに”この世に未練はあるか?”と聞かれて、
”ケアガリが出来るようになりたかった”と、一般的に考えればどうでもよいことを口走ってしまい、そのうえ初対面のジーサンに
”地味だな”
とつっこまれるくらい平和だった。
今日も家に帰り、留守電をチェックしてみた。
1件。
再生ボタンを押すと、
「今日はなんだかデジタルだったわ」
”デジタリアン”
僕の脳裏にそんな言葉がうかんだ。
きっとデジタリアンなのだから彼女の視界に入る者は全て詳細なデータを参照することができ、敵とみなされた場合、即破壊。
いや、そうではなくデジタルということなのだから、動きが固くなったのかもしれない。
今日の彼女の口調はきっと抑揚がなかったことだろう。文字も全部二進法だったに違いない。
ソういエばさっきの電話も微妙ニ電波障害が起きテタ機がすル。
あレハ彼女から発せラレタ異常ナ電磁波だったノダロウカ。

 
マアイイカ、キョウモヘイワダッタ。



後書き

目覚まし時計が飛んでる!





ウソだよ、ひっかかったな!あははは!

この小説について

タイトル 心の乱れとは 〜第12乱〜
初版 2000年10月5日
改訂 2000年10月5日
小説ID 447
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作家名 ★ビビンバ吉田
作家ID 3
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