心の乱れとは - 心の乱れとは 〜第16乱〜


今日は特に異常はなかった。(=平和)
どのくらい平和かというと右手に違和感を覚えたので病院に行ったら、右手に問題はなかったが左手首を骨折していることが判明してしまうくらい平和だった。
今日も家に帰るとすぐ留守電をチェックして見る。
1件。
僕は即再生ボタンを押す。
しかし、留守電は再生されない。
何故かと思ったらビデオリモコンの再生ボタンを押していたのだった。これはやられた。
今度は間違えないようにちゃんと電話の再生ボタンを押す。
「スーパー座布団の秘密、やっとわかった」
やはり彼女からだった。
……座布団の秘密って、一体なんだ?
スーパーというくらいだからすごいハイレベルな座布団なのは間違いない。
きっと厚さが2mぐらいあって座れないぐらいすごく、テーブルに座って座布団をテーブルがわりにすべきだという意見すら出るくらいの代物なんだろう。
しかし、秘密というのはなんだろうか。
ある特定の条件、例えば裏側についている鍵穴にこの世界のどこかにあるという専用の鍵をさしこむ、東京大学に合格させるなど、を満たすと座布団が平和に暮らしている国、”ザブトニア”へ行けるようになる、というようなことなのか。
もしくは、中に刺身を保存しても腐らないが、煮魚はダメ、とかそういう類の秘密かもしれない。
可能性は無限だ。
そうなると、確かにその座布団の”スーパー”たるゆえんもわかる気がしてくる。
一度その座布団を見てみたい。
 

ともかく、今日もスーパー平和だった。



後書き

ノーコメンタースベーダー

この小説について

タイトル 心の乱れとは 〜第16乱〜
初版 2001年1月27日
改訂 2001年1月27日
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作家名 ★ビビンバ吉田
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