星の降る夜に。 - 文章*小説ではありません。と、詩

*伶月*
もう、もう愛していたなんてそんなこと言わないから。届かなかった思いもなかったことにするから。だからお願い。最後に私を、一瞬で構わないから、愛してください。

いつか貴方に、こんな思いが届きますように。永遠を超えて、つながることができますように。

隣で笑った貴女を、私はまだ忘れられずに。
魅力となった貴女の傷を、覚えているうちに。

夜は明けて、また一人になっても、今度は大丈夫。貴女がそばにいると知っているから。この手がずっと貴女を知っているから。

それは、ずっと前から決まっていた気もして。今さっき決めたことである気もして。分かり合えない呼吸は今だけ合わせて。僕らはまた、別々の道を、永遠の平行線に乗って、歩いて行く。

甘く、甘く、時々切なく。私を彩るものが、まだ鮮やかであるように。

『想い』すらも形をとらず、喜びにはとうに届かず。信じられる光は未だ遠く。手を伸ばせば掴めるのなら、苦労はせず。

傷つけない夜空に、気づけば雨の如く。雪の如く。彼女の条件反射の如く。

今度見つけるのは、届かなくて行き場を失った思いと、貴方の傷の話。


◎ピリオド

愛してる
愛してる
愛してる
愛してる
愛してる
あなただけを ずっと
愛してる
愛してる
愛してる
愛してる
愛してる
まだ終わりだと言えずに
愛してる
愛してる
愛してる
愛してる
愛してる
私が不幸になっても それでも
愛してる
愛してる
今度は無理やり
信じられそうもないピリオドを打って
終わりにしてしまって

愛してる
愛してた

さよなら

◎探して

ふっと目を開けると
夢だと気付いた
夢の中では
群青の鳥が空を舞っていた
何かを探すように
何かを失くしたように

僕もまた 探す途中
見えもしない道を形作って
誰かの呼び声に惹かれて
今度たどり着いたのは
果てしない夜空

でも まだ見つけていない
僕が探し求めたものは
きっと見つけられない
今の所は

それでも僕は歩く
或る一点に向かって
この世界に輝く
ひそやかな片思いを探して

後書き

今回も、ディナーには甘い言葉をどうぞ。

この小説について

タイトル 文章*小説ではありません。と、詩
初版 2016年6月12日
改訂 2016年6月14日
小説ID 4798
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コメント (1)

弓射り 2016年8月26日 0時18分39秒
ディナーで相対している時なら、きっと言葉以上のものが伝わって、相手はとても感動するかも。

でも詩ですからね。
月が綺麗ですねがi love youになる世界ですから。
そう考えるとまだまだこの単語たちで貴方の等身大が表せているかは疑問です。

ひそやかな片思い、うわぁすごい語感ですね。素敵です
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