異世界図鑑

〜異世界図鑑武器編より抜粋〜


棍棒(こんぼう)
木を削って武器として使えるようにした物。武器としての威力は金属製の物に比べれば低いが、安価で誰でも手に入れられる。

青銅の剣(せいどうのけん)
もともとは柔らかい金属である銅と錫を混ぜ合わせた金属、青銅を用いた剣。柔らかい金属同士を混ぜ合わせたのにも関わらず、合金とすることで青銅は硬い金属となり、武器として使える程になる。

古びた武器(ふるびたぶき)
錆ついていてそのままでは使えず、修理が必要な武器。何の武器かすら判然としないが、中には修理すると業物となったものもあるという。

鋼の闘剣(はがねのとうけん)
鋼で作られた剣。鋼とは鉄と炭素で構成されているが、全体の2%程が炭素、という割合のとき最も硬い鉄となる。これが鋼である。混ぜ合わせるため、鋼を作るには鉄を溶かす必要があり、そのためには1500℃以上を得る技術がまず必要となる。他にも、必要な技術はあるが、それらをクリアすればただの鉄とは比較にならない強力な武器が出来上がるだろう。

クレイモア(くれいもあ)
クレイモアとは<巨大な剣>を意味する言葉。その名に相応しく、重く、大きな剣であり使い手を選ぶ。だが、使いこなせば振り回すだけで中位の魔狼を真っ二つにするほどの威力を発揮する。

霧幻刀(むげんとう)
水に触れると高温を発し、蒸発した水が霧のようにあたりに漂う性質を持つ霧幻鉱。その霧幻鉱から作られた霧幻刀は、精霊工学の技術も相まって、少量の水を刀に垂らすことにより辺りに霧を生み出すことが出来る。また、その霧は幻惑魔法との相性がよく、特に視覚を騙す幻視魔法を大幅に強化できるという。その霧の中の幻惑魔法に囚われた者は方向感覚を失い、出てこれなくなるといわれるほど。かの有名な双刀賢者が愛用したといわれるこの霧幻刀。この刀を使った賢者の魔法は「世界を騙す」と言われるほど。もう一振りの刀は資料がなく、憶測しかないが確かに存在し、彼が持っていたとされる。そのもう一振りの刀をもってして発動した魔法は「世界を書き換える」といわれていたという。

NINJA刀(NINJAとう)
あの黒装束の、東方に国家があると言われるNINJAが愛用した刀。読み方は<NINJA>
であり、それ以外に読み方はない。この刀、結構便利で高い塀を越える時、立てかけ足場に使い、登った後括り付けられているひもを使って回収。鞘の先は取り外し可能で取って水中に潜むための空気を取り入れる筒としても使える。中に目つぶし用の何かを入れて抜刀した瞬間、敵に目つぶしをまき散らすという割とシャレにならない使い方も。他にもNINJAは、NINJAマキビシ、NINJA手裏剣、NINJA鈎爪など、便利な効果を持ったアイテムや武器を所持しているという。

深血刀(しんけつとう)
斬った相手の血を飲み込んでその中の鉄分のみを取り込み強化される妖刀。造られたときは小太刀程度の大きさだったが、年月を重ね、血を吸収したことにより今では大太刀ほどの大きさまで成長している。血中の鉄分濃度は思ったより多くないようだが、この大きさになるまで、一体何人犠牲となったのだろうか・・・ちなみに、この刀で切られたことが直接の死因となって死んだ者はいない。大ケガを負うことはあっても、何故か全員奇跡的に助かるらしい。しかも、皆、平均寿命より生きるとか。不思議である。


神速刀(しんそくとう)
深紅の鞘を持つこの刀は、なんとあの剣を超える、1ターンに3回攻撃を可能とする、神速の名にふさわしい名刀。また、移動速度やその他もろもろ速さに関するパラメータなど、「速さ」に関するものなら何でも3倍になる。打った刀鍛冶は分かっておらず、時代の節目、季節の変わり目に現れるとされる。あいつ、いつもより動きが3倍素早いな・・・と思ったらその者が現在の神速刀の持ち主であろう。

新緑の宝剣(しんりょくのほうけん)
その昔、魔王を倒した英雄が、草一本も生えぬ荒涼とした元魔王の支配地に自らの剣を突き立てたところ、たちまち緑が芽吹き辺り一面を豊饒な土地に変えたことから名をつけられた祝福の剣。今もどこかに眠っているとされ、豊かな土地で探し回るトレジャーハンターもいるとか。だが、出来ればそっとしておいてあげてほしい。もし、その剣を見つけてその地から遠ざけてしまったらまた死の荒野に戻ってしまうかもしれないのだから・・・

飛操剣(ひそうけん)
そのまま剣として使っても素晴らしい切れ味を誇るが、刀身に節目があり、そこから分かれる。中心を不思議なものが繋いでおり、振るって鞭のように使うことが出来る。縦横無尽に動きまわる刀身は、その一つ一つが切れ味鮮やかで一振りで敵を何人も屠るとか。また、繋ぎを解き放ち、一つ一つを独立した剣の欠片にし空中に浮かべ、自由自在に飛びまわらせることが可能である。かの有名な武器二つを足して二で割ったような・・・いや、割ってないか。まあ、とにかくそんな武器である。異界の鍛冶師が創ったとうわさされるが真偽のほどは定かではない。が、同じような発想と力を持つ武具が時折発掘されるのであながち間違いではないのかもしれない。

奇節棍64式改(きせつこんろくじゅうよんしきかい)
取っ手をぐるりと回せば三つに分かれ、じゃらりとつながれた鎖によりヌンチャクのように振り回して使える武器。また、刃が仕込んであり、槍や薙刀のようにも使える。また、中心から縦真っ二つに分かれ、先端に仕込んだ二つの刃と連動し、高枝切狭としても使用可能。また、糸と釣り針が仕込んであり、急な釣りにも対応できるのだ!!こんな便利機能が64種類!!(なので64式。年号?いつ作られたかわからんから他の基準は知らん)。改と名がついているので、その前の物があるはずだが、一切見つかっていない。作者が趣味で名付けた物と思われる。これだけギミックが仕込まれていれば普通強度に不安があるが、謎の技術により黒鉄鉱製の一般的な長剣より強度があるとか。

死神の鎌(しにがみのかま)
見るからに禍々しい、その辺の死神が持っていても不思議ではない逸品。だがその実、死神が持っていたこともなければ、特殊能力・呪い等一切かかってないごく普通の鎌(見た目を除けば)。草刈りにとても便利な鎌であるのだが、その禍々しさから無意味な封印をされ、とある地に封印されているという。こっちについては、別に封印を解いて持って帰っても問題ないのでご自由にどうぞ。

〜了〜


後書き

少し修正・加筆しました。

この小説について

タイトル 異世界図鑑
初版 2016年9月2日
改訂 2016年9月4日
小説ID 4810
閲覧数 932
合計★ 2
teiwazの写真
ぬし
作家名 ★teiwaz
作家ID 1049
投稿数 34
★の数 29
活動度 3463
はじめまして。teiwazといいます。
思いついた作品を思いついたときに投稿しますので、よかったら見てみてください。
これからよろしくお願いします!

尚、小説のタイトルと紹介文は必ずしも小説の内容全てを表しているわけではありませんのでご注意下さい。

コメント (2)

弓射り 2016年9月3日 4時48分36秒
小説じゃないですが、こういうのも読み物としてのセオリーというか魅せ方の要素を踏まえていれば、面白く読めますね。

おそらく思いついた順に項目が並んでいるのでは、と思いますが紹介する順番というのは、工夫の余地があるのではないでしょうか。
たとえば、最初にベッタベタな武器とRPG攻略本から抜粋した典型文を載せて、後の紹介から世界観を崩壊させていくとか。

武器の設定は遊び心に満ちているのですから、少し大きな視点からも遊び心を盛り込めるはずです。
ちょっとしたサービス精神が設定資料に過ぎないものでも大事かなぁと。
★teiwaz コメントのみ 2016年9月4日 14時13分34秒
弓射り 様

感想ありがとうございます!
面白く読めた、という評価を受けてとても嬉しいです!
武器の設定も、遊び心に満ちていると自分なりに書いた説明文を楽しんでいただけてなによりです。

内容についてですが、
確かに、思いついた順に書いてました…
書いてて自分では気づかなかったので、アドバイス、とても有難いです。
書き手の視点だけではわからないことも沢山ある、と気づかされました。


手直しと、今後の作品の参考とさせて頂きます。
今後とも、ご意見・ご感想ありましたらよろしくお願いします。
では、ありがとうございました!

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