黒猫と少女の日常

リリリリr タンッ!と力任せに目覚まし時計を止めた。
いつも通りの朝。 深い深い夢の国から呼び起された私。
「神上 優花」と言います。因みに中学三年生になりました。
が、未だに実感がないものです。
って…。今何時だっけ?などとのんきなこと。先ほどの目覚まし時計を手に取りながら眺める私。………
ん?あれ?時計が壊れた?それとも私の目がおかしいのか?
三時…。うん。ごめんね。時計さん君壊れてなかった。
遅刻したかと一瞬焦ったけど どうやら早朝に起きてしまったらしい。
目覚ましのセットした筈だったのに…。間違えてしまったみたいだ。それに、他に時計を扱える人なんてどこにもいないし。

まぁ。正確にいうと一緒に住んでいる黒猫の姫がいる。
私の時計のはボタン式で押した数だけ時計の設定ができるので
猫の前足でもセットしようと思えば…。

無理かな。ちょっと無理がある。あまりにも現実味がない。

うん。私 馬鹿だ! 知ってたけど。こうなったら早起きは三文の得!思いっきりこの時間を楽しもう!

それに、姫は悪戯する子じゃないしねぇ〜!
そう考えていると噂の姫が登場。
本当。飼い主の私が言う事じゃないけど…。
綺麗だなぁ! 黒く美しい毛並み、切れ長の大きな漆黒の瞳が
不思議な雰囲気を醸し出してる。

なんか…。人間だったら凄い美人さんかも。なんてね。

ニャン。私の元に近づいてくる姫。
その動きと同時に付けている首輪の涼しい鈴の音が部屋に響きわたった。


愛らしいしぐさをしている姫を撫でながらニコニコする私。
いやー。前言撤回。 もし、この子が悪戯しても許せる。
そんな親ばか(?)なことを思いながら朝の時間をまったり過ごした。

ーーーチリン

涼しい鈴の音だね。そう言ったあの人はもういない。


いや、これは言わずとも良かったか。
今日も学校に行くといって嬉しそうにクラスの仲間達の話をしている。私の頭を撫でながら語るこの子の姿は綺麗だ。

あの人によく似ている。

ねぇ。貴女は気づいていますか?
家の端々に感じる冷気を…。冷たい視線と人影を…

勘の良い貴女だからいつかは気づきそうね。

その時まで………

ーーーチリン。

姫の静かな鈴の音を聞いていたらいつの間にか眠っていたようだ。
いつも見ている夢をまたみていた。

私が寝室から外を何気なく見てみると黒い人影と冷たい視線が
ヒシヒシと伝わってくる。いつかは見なくてはいけない光景。

そんな気がした瞬間 目が覚める。

幽霊かな?そんなことを考えながら髪をセットしてトーストを
もごもごと食べる。でも…あながち間違っていないかもしれない。

私の母は私が三歳の頃に亡くなった。
あまり母のことは覚えていなかった。けど親戚の方々から聞いた
話によると 母は『見える』体質だったそうだ。

それは、私の家系、親戚の方々としても珍しい方ではなく、
私の家系はその体質を引き継ぎやすいそうだ。
だから、私も霊感が強くなってもおかしくないかも。

などと のほほんと思っていた。

私は知らなかった・・・。

姫がただの黒猫ではないことに・・


「行ってきます!」いつも通り姫に声をかけて玄関を駆け抜けた。
そこまで急ぐ時間でもないけど何となく毎日走って登校する。

それに一人と一匹で一軒家に住んでいるものだから
寂しいものだ。とよく皆から言われるがあまりそうは感じない。

なんか最近は行ってきます!って言うと後ろから       『いってらっしゃい』と言ってもらってる気がする。

その事を親友に伝えたら真剣に聞いた後「不思議だね。」と微笑んだ。私の親友は小さい時からの幼馴染。

人形が苦手で甘いものが大好きな可愛い女の子。
しかも、性格も優しいし、勉強もできる。
うーん。何故モテないのか不思議なレベルだ。

あ、そうだ。今日も二人で昼食を食べたあと、図書室にでも…。

ルンルン気分で家からの急坂をダッシュしていく私。
周りからは猪みたい。といわれてしまった。

それは、猪に失礼だと思うけどな。

いつもより相当早い時間帯で学校についた私。
皆にいつもと違う私を見せてあげよう!とさらなる計画を立てながら学校の門を通過した。

この時、何故気付かなかったのだろうか?

人の気配が一切しない違和感に何故目がいかなかったのだろうか?
冷たい視線が黒い人影が静かに佇んでいたというのに。

何も知らない無知な私は最後の日常にさよならを告げた















後書き

語彙力&文の構成が甘い話になってしまいました。
なんじゃこりゃ。な文章になってしまい申し訳ありません。
これからも、努力していきます。

最後に、この様な作品を見てくださった皆様本当に有難うございます。

この小説について

タイトル 黒猫と少女の日常
初版 2017年5月7日
改訂 2017年5月7日
小説ID 4934
閲覧数 94
合計★ 3
ライラの写真
ゲスト
作家名 ★ライラ
作家ID 1083
投稿数 1
★の数 3
活動度 98

コメント (2)

弓射り 2017年5月19日 9時05分08秒
仰っている語彙と構成に関しては、豊富ですごくしっかりしてるとは言えませんが、甘いとは思いませんでした。そういう部分で上を目指すならもっと文章は攻めた、凝ったものにしたほうが良いですけど、読みやすいですよ。

黒猫が頭のなかにはっきりイメージできているか気になります。架空のアイコン的なうそくさい猫になるか、文章で立ち上がってくる息遣いのリアルな猫になるか。あまり抽象的なイメージとしての猫にとらわれず、自分で猫を観察して描写するひとのほうが、表現が洗練されてきます。
上述の攻めた文章は、そういう自分の文章のぎらっと光る部分を起点に個性を出していくものが多そうです。
今、ぱろしょだと、こてさきのてばさきさんの作品は参考になると思います。

冒頭の
>>リリリリr タンッ!と力任せに目覚まし時計を止めた。
>>いつも通りの朝。 深い深い夢の国から呼び起された私。
>>「神上 優花」と言います。因みに中学三年生になりました。
>>が、未だに実感がないものです。
すごく良いです。魅力的な入りだと思います。
★ライラ コメントのみ 2017年5月22日 18時11分47秒
ご丁寧なコメント、評価もして頂き感謝いたします。
参考にあげていただいた作者様の作品を拝見いたしました。
私には無い鮮明さ、現実味等がありありと伝わってきました。

このような作品に目を通して頂いたこと本当に有難う御座いました。
名前 全角10文字以内
コメント 全角3000文字以内 書式タグは利用できません
[必須]

※このボタンを押すと確認画面へ進みます。