異世界の迷い人 - 山賊を討伐3

真人はキースに肩を借りながら光るコケだけが頼りの洞窟の道を進んでいると光が見えてきて視界が開くと出た場所は闘技場のリングだった、観客席には山賊の戦闘員達が歓声を上げておりリングの中心には一人の人物が立っていた「よお、よく来たな」と言った人物は20代前半で髪が黄色で短く刈られ頭に緑のバンダナを巻いていて服装は腰に剣を指し袖無しの黒い服と青のジーンズに黒の靴という格好だった「俺はエドガー「殺戮のエドガー」だ」とエドガーが言ってきので「どうも、自分は真人です、アナタは犯罪者リストに載ってましたね、確かある国のお姫様を誘拐して助けに来た王の指揮する大掛かりな軍隊を一人で全滅させ姫と王を殺したんですよね」と真人は名乗って聞いてみた「そうだが何か」とエドガーは少しキレながら言ってきた「気にしないでください、サッサッと始めましょう【身体強化】」と真人はボロボロの体を無理矢理に奮い立たせ構えをとった「そう焦るなよ」と言ってエドガーは剣を抜き構え双方は睨みあい数秒後に動き出した、エドガーは高速の突きをし真人はソレを回避し脚に少量の魔力を注いで蹴りを放つが剣の柄で防がれてしまい斬ると突きの猛攻がきて剣の速度が速いため真人は避けるのがやっとだった「どうしたぁ!、ジジイを取り返しに来たんだろ」と言ってエドガーの素早さがドンドン上がってきた「【炎柱】!!」と避けながら地面を触れて唱えエドガーの立っている地面に火柱が上がった「うおっ!危ねぇ」とエドガーは軽く後ろに跳んで火柱を避け「【岩石形成】!!」と地面に触って唱えると地面から蛇の様に動く岩が飛び出し真人へと迫ってきた「ヤバッ!、フンッ!!(バゴッ!!!!)」と真人は拳で岩を打ち砕きエドガーへと飛び出した、エドガーは驚きながらも高速の突きを放ってきたがそのまま突き進み真人は瞬時に集中力を最大限に高め回避し胸に少しカスルがソレを無視してエドガーのアゴへと少量の魔力を注いだ右アッパー食らわし空中に浮いた瞬間に魔力を注いだ重い回し蹴りを叩き込みリングの壁へと吹き飛ばす(カランッ!)勢い良く壁に激突しエドガーは剣を落としリングの床に倒れこんだ「クソが!!クソ!クソ!クソ!、このガキィィィー!!!」とさっきまでの余裕の顔から怒りの顔へと変わり剣を拾い上げてコッチに突進してきた「すんごいキレてますね」と言って真人は右足に魔力を注いでエドガーが斬りかかってきた瞬間に頭に上段蹴りを打ち込み衝撃波で左側に吹き飛ばす「(ドガッ!!)ウッ!、こ、こ、このクソ!クソ!クソォォォー!!!!」と怒号を挙げながらエドガーは左ポケットから緑色の液体と謎の物体の入った小瓶を取りだしフタを開けて口の中へ注ぎ込み飲み込んだ「ウッ!、ガッ!、ウアァァァー!!」と頭を抱えて叫び始め床に倒れバタバタと暴れだし観客席の戦闘員達も焦った様子で見ている(ビリ!ビリビリビリ!)とエドガーの背中から一本7mはある蜘蛛の脚の様な物が4本出てきてエドガーの目が真っ赤な4つの目になり口から二本の牙が生え(シューシュー)と音を立てている(あの牙は絶対毒牙だな)と真人は思い「キース!離れてて」と言ってキースを隅へと行かせ身構えた、エドガーこと怪物は4本の脚で信じられない速度で突進してきて右に跳んで回避し怪物は壁に激突するが平然とコチラに向き直り突進してきた(ヤベェな、マジモンの怪物になっちまってるな)と思って真人はブツカル直前に下にスライディングし腹を通る瞬間に全力を一発を叩き込むが効いている様子は無かった「あれを試すか」と言って真人は右腕に魔力を注いで最大限に集中力を高めたままボクシングの構えをし怪物の動きを伺った、怪物は真正面からの突進し怪物との差が残り2mの時に全力の拳を放ち怪物が拳を口を大きく開き噛もうとした直前に魔力を一点に放出し体を貫通した「グゲ!?グゲグゲ」と瀕死の状態で鳴きながら拳を体から抜こうとするが魔力を貯めて放出すると流石に死んでしまった「うおっ!、ネバネバするな」と右腕を引き抜きネバネバした緑色の体液を見て真人は言った、周りの観客席を見ると大勢いたはずの戦闘員達は全員逃げ出していて奥に空いた穴に入ると拘束されたシュゼルさんが椅子に座っていて無事を確認し真人とキースは安堵の溜め息を吐きシュゼルさんの拘束を解いて助け出した「おお真人、ソナタにはまた借りが出来たな」と言ってシュゼルさんは笑った「さあ行きましょう、ミシェルが待ってます」と真人は言って三人がもと来た道を歩いているクウ・スカイ・デューク・サラ・ライにバッタリ出会って全員で外へと出た[3時頃]かなり時間がかかったがやっと全員は屋敷に着き一息ついた時の事だった「真人ぉぉぉー」と叫びながらミシェルは疾走し真人に抱き付いた「あ、ははは」と全員の前で気恥ずかしくて照れ隠しに真人は笑った「ホホホ、微笑ましい事だ」とシュゼルさんは笑顔で呟き自室へと向かった「じゃあ僕達はこれで」とクウ達が帰ろうとしたので真人も帰ろうとするが「真人はココに泊まっていって」とミシェルに引き留められてしまった「そうだよ真人、明日戻れば良いじゃん」と言ってライは笑いクウ達は帰ってしまった[次の日の6時]シュゼルさんにエドガーに起こった出来事を話すと「ソレは寄生石という石で生き物の体内に入ると体に寄生し体が強化されるが精神が強い者でない限り意識を乗っ取れ死ぬまで暴走するんだ、だがかなり稀少な石を持っていたとはな」と自分のコレクションにしたかったという感じの顔になった「じゃあ自分は帰ります」と言って真人は屋敷をあとにし事務所に帰宅した「フウ〜、やっと着いた」と真人はベッドに倒れこみ昨日のダメージ+反動での疲労で眠り込んだ[5時間後]空腹で真人は目覚め立ち上がろうとすると(ドガッ!)という物音が一階の事務所から聞こえ急いで一階に降り事務所に通じるドアを開けるとライが鎧を身に纏った15人の兵士と戦っていた「何がどうしたの!?」と数人の兵士をブチのめし真人が聞くと「私を実験体にしたくて拐いに来たの」と手短に説明してくれた「どんどん外から入ってくるなぁ」と兵士をねじ伏せていき外に出てみると兵士が200人以上立ち並んでいた「うわぁ〜大勢いるな〜」と真人は冷や汗気味に呟いた     次回に続きます

後書き

[前日談]数年前の事エドガーは昔は旅をしていてとある国の姫に恋をし告白しましたが姫の年が11歳だったのでエドガーとは10歳も差があり当然フラれて逆切れし誘拐したら当たり前に王様が軍を率いて来たので八つ当たりに全滅させて王様と姫様を殺して遅めのグレが来て山賊になったという訳です マ&マ「人の過去って人それぞれですね」 これにて紹介コーナーを終わります

この小説について

タイトル 山賊を討伐3
初版 2017年9月15日
改訂 2017年10月13日
小説ID 4971
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マシュ&マロの写真
熟練
作家名 ★マシュ&マロ
作家ID 1091
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活動度 1738
どうも、マシュ&マロです 自分はファンタジーやバトルがメインの小説を書いていて、新しいジャンルにも挑戦してみたいと思っています。

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