ノアの骸骨 - 覚醒か、それとも暴走か?

テアとアンクが走っていると地震とは違う揺れを感じアンクが「二人の戦いはもう始まってたようで」と冷や汗気味に言うと走る速度を急に落としながら揺れの原因である二人の様子を木の影で伺い「ラノスさんはゴーカスに対して相当キレているみたいで、迫力が凄いですね」と二人を見ての感想を言うとテアが「ココを離れましょう」と言って二人はこの場を後にした[ノアサイド]骨の化け物となり下がってしまったノアはヴェルガンに無慈悲な猛攻をしヴェルガンは巨大な拳を黒炎で灰にしていったが拳は灰と化して黒炎が燃え移るも黒炎の燃え盛る部分を粉状にして再び修復していくばかりだった(ホントにこの化け物はナンなのだ、今の私では奴に勝てそうも無いし、アレさえ出来ればな)と思っているとポーカーフェイスな顔にまた汗が滴り落ち汗を拭うとナニかを決心したように「[黒炎]【大炎上網】([こくえん]【だいえんじょうもう】)」と唱えると黒炎が周囲に広がっていきヴェルガンを中心に100m程が地面に黒炎が燃え広がりソコから黒い鎖のような黒炎が何十本も出てきて骸骨を巻きつき始めた、手・二の腕・脚・胴体にバラバラに巻きついた黒炎の鎖は骸骨をうつ伏せに引き倒した(ドガアアァァァァンン!!!!)「フゥフゥフゥフゥ、これで動きは止められたか?」と疲れ気味に言うと骸骨から鎖の切れる音が聞こえてきてヴェルガンは身構えたと同時に鎖を無理矢理に引き千切ると骸骨は黒炎の広がる地面を素早い動きで突っ切りヴェルガンを空中へと殴り飛ばしたが身構えていたので差ほどのダメージは食らわず「[黒炎]【獄炎黒衝】!!!!」([こくえん]【ごくえん こくしょう】)と唱えるとヴェルガンの右腕に巨大な黒炎が纏われ骸骨の右頬に黒炎による一撃を叩き込んで骸骨は地面を滑りながら数十m吹き飛ばされた、ムクッと骸骨が上半身を起こすと右頬が破損して骸骨と同化したノアが見えた(骸骨の中に入ってアイツを殺すしかあるまいな)と思いヴェルガンは森の木から木に跳び移りながら骸骨へと近づいて行くと飛んできた拳を避けて修復しかけた右頬へと跳躍し辿り着くと空いた隙間を両手で掴んで(バカッ!)とまた破損させて中へと入って行きノアの目の前まで来て殺そうと片手を突き出すもナニか思い直したように手を下ろしノアの体に巻きついた骨の糸を手で引き剥がしていき気絶したノアを腕に抱えて骸骨の中から飛び出した、すると骸骨は糸の切れた人形のように関節が外れて地面に落ち始め次に散乱した骨が灰となり風に飛ばされて消えていきヴェルガンはノアを見下ろした(私が弱体化しているとは言え大した小僧だ)と心の中でノアを称賛していると「その手をノアから離せ!!」という声が聞こえ声のした方に向き直ると先程まで気絶していたネアラだった「そのボロボロの体でどうするつもりなのだ?」と疲れきったネアラに聞くと「ノアを助けるのよ!!」と噛みつくように言ってきた「何故だ?」と聞くと「仲間だからよ!!!」と大声を張り上げていたネアラの目には嘘一つ無かった「そうか」とヴェルガンはそう言ってノアをネアラに放り投げてネアラに背を向けたかと思うと黒炎となって消えてしまったが背を向ける瞬間に少し微笑んでいたような気がした「今アイツ、笑った!?」と驚きつつも腕の中で気絶している自分以上にボロボロのノアを見て「無茶するはねぇ」と言いノアを背負って歩き出した[ラノスサイド]二人の勝負は互角と言って良いほどに力が同等でゴーカスは着ている黒の半袖の胸元と右下の横腹が焦げていてラノスは着ている白のタンクトップが所々が破れていた「やはり年は取りたくないものだな」とゴーカスは雷を避けて言うと「そうかよ」とキツめに言って放たれた拳を弾いて全方面に雷を放電した(バチチチチ)「ラノス、先程より威力が少々弱ったのでわないか」と顔をしかめながら言うと「お前こそ動きのキレが少し鈍ってきたぞ」と言い返し飛んできた拳を避けてゴーカスの懐に入り込んで溝落ちに掌底打ちを打ち込んで衝撃を体の表面から内臓にまで行き届かせるとゴーカスは口から血を吐き「うっ!!この!」と言って地面を抉る威力の足払いをしてラノスに避けられ大量の土を吹き飛ばし雷強の力で背後に回られ雷が背から腹にかけて貫いていった、ドサッ!とゴーカスは地面に崩れ落ちるも「グゥアアアアア!!!!」と気合いで起き上がりラノスの顔へと威力重視かつ高速な拳を放ったが「遅い」とラノスは言って拳を受け止められ距離をとろうにもピクリとも拳が動かない「何をした!!?」と大声で聞くと「ただお前と戦っている最中に体の関節やら内蔵やらにダメージを蓄積させてたんだよ」とラノスは言って汗を拭うとゴーカスに重い拳を叩き込んで地面に殴り倒してゴーカスの顔に片手を突き出し「じゃあな、生まれ変わったらまた会えると良いな」と別れの言葉を言ってトドメを刺そうとした時だった「まだ別れの時じゃないと思うぞ」と後ろから声が聞こえ振り返るとヴェルガンがソコにはいた「ヴェルガン」と呆気に取られたラノスの腹を蹴り飛ばして海へと沈め「なにを手こずっている」と言った「ウルセェッ!!」と言ってゴーカスは顔に横に背けた「まあいい、では行「待てヤァァー!!!」(ドバアァァン!!)」と海から雷が更にホトバシったラノスが飛び出してきた「お前ら二人はドコにも行かせねぇぜ」と苛立ちながらラノスが言うとヴェルガンが「戦いで疲れたお前がナニが出来るのだ」と言うと「お前らも疲れてるじゃねぇか」と言って両手の蒼い雷が火花を散らせ蒼い雷と黒い炎が怒った様に揺らめいた時だった二つの間に銀色に輝く矢が地面に刺さった「「「!!??」」」三人は驚き(ヴェルガンは無表情)辺りを見渡すと誰も居なかったがゴーカスが「これは今の代の魔王が使っている弓矢の矢だ、だとしたら近くにいるのか」と警戒気味に言うとドコからともなくローマ風のドレスを着て弓を手に持ち背に矢筒を背負った白い髪の女性が出てきた「お前が魔王か、なんの用だ」とヴェルガンが聞くと「ああそうだ、用とまでイカナイがお前達がココ周辺で暴れるとブラク王国や森が無くなってしまうから戦うなと言いに来ただけだ」と魔王が言うとゴーカスは「魔王が平和じみた言い方をするとは珍しいな」と笑いながら言うとゴーカスの頬を矢がカスッていき「悪いか?」と魔王は睨みつけながら言うと「い、いや全然」と言って冷や汗を流すゴーガスを尻目に「そう怒るな、それでは私とゴーカスは居なくなるそれで良いな?」とヴェルガンが聞くと「ああ、そういう事だ」と魔王は言い手に持っていた弓と背の矢筒が消えた「ではラノス、お前に会えて嬉しかったぞ」とヴェルガンが言うとラノスは「嘘つけ」と言って顔を海へと顔を背けヴェルガンとゴーカスは黒炎になって消えいくと「ハァー、疲れた」と言いながらラノスは魔王に向き直り「どうしてアンタがココにいるんだ?」と聞くと「久しぶりだなラノス、お前の所の新しく入った男の子に興味があってね」と魔王は言った「てっ言うと、う〜ん あっ!、ノアのことか、お前も結構なほど年くってるバアさんのくせによ」とラノスが言うと「そういう意味ではない!ただお前と似た者だったからだ」「と言うと?」「お前のように力のあるという事だ」「どうりで魔力も多いし普通と少し違うわけか」とラノスは一人で納得したようだ「ところでだお前に頼みがある」「あっ?なんだ!?」[ノアサイド]ノアは夢を見ていた、見ている夢は自分の住んでいた村に巨獣型の10mを越える熊が襲撃してきた嫌な出来事だった、辺りには悲鳴が飛び交っていて男達が熊を退治しようとするが圧倒的な体格と力の差があり無惨に殺されていった、そんな村の中で崩れた家の瓦礫の前で叫ぶ男の子がいた「母さん!逃げようよ」「ノア、母さんは家に腹まで潰されてる、もう死ぬし瓦礫から出れても足が潰されて走れはしないんだよ」とノアに言った「母さんを置いて行くわけないよ!!」と必死に母親に乗った瓦礫をドカそうとするが「ノア!!、行きなさい!父さんが助けてくれるわ」と声を振り絞って母親は言った「うっ、必ず戻って来るから」と言ってノアは母親に背を向けて泣かないようにしながら駆け出しノアの背中が小さくなってくるのを見ていて「ノア、ゴメンね...母さんはもうダメみたい」と言って堪えていた悲しみが押し寄せて母親は涙を流した  次回に続きます

後書き

ヴェルガンについて、ヴェルガンは呪文を唱えていましたがヴェルガンは無詠章でなので魔導士です、でも無詠章で出来るのは自身の実力に比例し魔法が実力より高い場合は詠章が必要で圧倒的に実力が足りないと魔法は使えません、魔導士であるヴェルガンでも禁断魔法を使いこなすのは難しく詠章が必要になる場合があるようです 魔王について、今回の話に出てきた魔王の実力はラノス・ヴェルガン・ゴーカスの三人が本気で戦っても勝てる程で実力は未知数で、武器である使っていた弓矢は魔道具の一種で主人の意思で呼び出したり消したり可能で壊れても魔力を注げば直るし矢筒に手を近づかせれば矢が好きなだけ出せる優れ物です、額の魔眼は魔王自身は嫌ってるらしく開眼する事は滅多に無くて魔王自身も自分の限界を知らないそうで城などは持っているかは不明で普段は狩りの旅をしていてモンスターや悪党などを狩っていて【狩猟の女神】と言われる事もあり人柄は意外とフレンドリーです マ&マ「ラノスって魔王と友達だったんですね、あと魔力は普通は青色なのでラノスの雷の色は青色です、あっ、それとノアの母親はノアと同じ黒髪で肩まであり髪を後ろに束でまとめていて細身の美人で主婦していて父親は茶髪で短めでガッシリした体格に高め身長で15年ぐらい前に今の未来では奥さんになる少女をモンスターから助けたことで村では英雄的な存在です」 これにて紹介コーナーを終わります

この小説について

タイトル 覚醒か、それとも暴走か?
初版 2017年10月22日
改訂 2017年10月22日
小説ID 4985
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マシュ&マロの写真
ぬし
作家名 ★マシュ&マロ
作家ID 1091
投稿数 32
★の数 2
活動度 2730
どうも、マシュ&マロです 自分はファンタジーやバトルがメインの小説を書いていて、新しいジャンルにも挑戦してみたいと思っています。

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