異世界の迷い人 - 洞窟からの脱出

ここはゴブリンの洞窟の中、そんな場所に少年少女がいた「レア、早くソミーの姉を見つけよう」と真人は言った、レアは頷きで分かったと伝えた「ねぇ真人にぃ、夏ねぇは見つかるかな?」「大丈夫、絶対助けるから」とソミーの肩を掴んで言った後三人は洞窟の奥へと駆け出して行った・・・・・[クロスサイド]「ハァ、ハァ、ハァ、この小僧が、ハァ、ハァ、小賢しい」とサイガロスは疲れ気味に言った「そうか?...お前、体力ねぇな」というクロスの一言「・・・・(ピキッ!)このクソガキィィィー!!」物凄い勢いでクロスへと飛び出した、巨獣人VS竜人・・・その結果は「バキッ!)ウオッ!(ドッシャアァン!!」と吹き飛ばされるサイガロス、竜人の方が強かったようですね「こ、このヤロ!!」と起き上がろうとするサイガロス「うるせぇな」軽く跳躍してクロスはサイガロスの胸元に着地した、それて首元に爪を押しつける「・・・・ゴクッ」もう最初の頃の威張り感もさっきのような怒りの感情もサイガロスには無かった、あるのはただの死への恐怖「いいか、俺達はただ人を探しに来ただけだ、邪魔しなければ何もしねぇ...いいな?」と脅し半分にクロスはそう言った「・・・・・」無言のサイガロス、いや話せないと言った方がいいかな「まっ、じゃあ俺は先に行かせてもらうぜ」と言ってクロスはサイガロスから飛び降り洞窟の奥へと進んで消えて行った「・・・・・」残されたサイガロス、だんだんと怒りが沸き上がってきた「フー、フー、なぜアンナ小僧に倒されたのだ(バンッ!バンッ!バンッ!」地面を蹄で三回踏み鳴らす「“アイツ”を呼ぶしかあるまいな、“アイツ”だけは使いたくなかったのだが・・・」と言って牛の顔でサイガロスは悪い笑みを浮かべた・・・・[夏見サイド]ここは暗い洞窟の一室、夏見は鎖に繋がれながらも部屋の片隅に立てられた自分の愛刀を取ろうと全力で足を踏ん張っていた、しかし鎖は夏見が踏ん張る程に意思のように鎖が増えて巻きついてくる「これぐらいで、諦めて...たまるか」と夏見は力を緩めなかった[真人サイド]三人はゴブリンの群れを蹴散らしながら通路を走っていた「まずソミーの姉ってどこにいるんだ(ドカッ!バキッ!」と敵を次々とブン殴りながら真人は二人に聞いた「・・・・?」二人は同時に首をかしげた「はぁー、これは地道な作業になりそうだ(バキッ!ボキッ!ドッバアァンッ!!」と溜め息混じりに真人は言って敵を無慈悲に殴り飛ばしていった[ルシフェルサイド]ここはルシフェルのいる特設テントの中、ルシフェルは『刑罰の種類』という題名の本を椅子にもたれながら読んでいた「(コンコン) んっ!、どうぞ」「(ガチャ!) 総隊長、敵襲です、敵は100人程の山賊のようです」「そうか(パタン!) 今行く」と言ってルシフェルは椅子から立ち上がってネメスと共に外に出て行った、部屋の静けさが広がり外では「ヒヤホッホー!!敵だ!敵だァー!!」という嬉しいそうなルシフェルの声が辺りに広がっていた[ゴブリンの洞窟]ここはゴブリンの洞窟にある巨大な門の前、門の奥からは何か巨大な物が暴れる音が響いていた(ガンッ! ガンッ! ガンッ!) そんな門の前にサイガロスが訪れた「コイツを放つのも仕方がない事だ」と自分に言い聞かせるように言うとサイガロスは門の金具を外した・・・・すると(バァンッ!!) 門の中から化け物が解き放たれた、サイガロスは逃げるように後ろに向き直って走り出した「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ウワッ!!(ドシャッ!!」サイガロスは化け物に後ろから襲いかかられ頭の骨を砕かれた(ズル! ズル! ズル! )門の中へと化け物は飼い主であるサイガロスを引きずって行くが姿は洞窟が暗いのと影で隠れてるという事で今は分からなかったが一つだけ言える事がある・・・、『危険』という事である(メキャ! メキッ! メキャ! ) [真人サイド]真人達は走っている中で、ある部屋に目がいき見てみると鎖に全て覆われた何かだった「何だろ?」と真人はおそるおそる近づいて行った、そして鎖に触れてみる「・・・・・?」微かに心臓の鼓動のような音が聞こえた、まさかと思い真人は鎖を千切り始めた(ピシッ! キリリ! ピシャン! )「んっ?・・!!・・・・」なんと鎖の中から少女が出てきたのだ、まだ息はあるが鎖に身体中を絞められているため血管は圧迫され肺なども絞められていて呼吸も充分というところまで出来ていなかった「オイ!大丈夫か!!?」と大声で問いかける真人、その声で後ろで見ていた二人も近づいてきてソミーの場合は号泣しながら鎖に抱きついていた「待て待てソミー、今お姉ちゃんを助けてあげるから」と言うと真人は万力の力で鎖を掴み取り引き千切った(ドサッ! )少女は鎖から解放されて地面に倒れ落ちた「オイ!大丈夫か!!?、意識はあるか!?」と真人は少女の肩を揺すぶりながら必死に問いかけた「お姉ちゃん!」泣き顔でソミーは自分の姉へと飛びつく「んっ、うぅ......んっ?」少女は意識を取り戻した、真人とソミーそしてレアは強い脱力感が沸き上がってきた「ソミー、それとアナタ達は?」と疑問気に聞く夏見「えーと、ソミーに頼まれて助けに来たんです」と真人は簡単な説明を夏見にした「そう、ならありが(バゴォンッ!! )えっ!?」洞窟の入り口で洞窟の岩が砕ける音がし土埃が舞った、それと同時に土埃の中から獣のような唸り声が聞こえてきた「何かいる!」真人は三人を守るために少女三人を背にして警戒態勢で身構えた  次回に続きます

後書き

化け物について、化け物というのはサイガロスの飼っているモンスターの事です、その姿はまだ謎ですが気性が激しく攻撃的でサイガロスは困り果てて洞窟の奥に閉じ込めていましたがクロスに負けて悔しかったんでしょうね、とうとう解き放っちゃいましたが化け物は飼い主を殺して食べちゃいましたね(怖いですね、やっぱりペットは家族同然に扱うべしですかね)  これにて紹介コーナーを終わります

この小説について

タイトル 洞窟からの脱出
初版 2017年12月24日
改訂 2017年12月24日
小説ID 5003
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