AbyssDiver+Canvas2 - Operation1. AbyssDiver -奈落に潜るモノ-

1.ハデス=ハイペリオン

主人公。元傭兵。現在、何でも屋で飯を食べている。
依頼で「アビス#0」へ向かい、依頼を達成する為に「ダイバー」となり「アビス」へ潜っていく。
クラスはFIGHTER。セラミックレーザーブレードというロストテクノロジーを駆使し、敵を斬り捨てていく。
身が疲労困憊していても、戦闘時には集中するという強靭な精神力を持つ。
だが女の身体に対する免疫は全く無い。それは半裸を見ただけでも気絶するほど。

2.上倉浩樹

ハデスにエリス救出を依頼した人。Canvas2では主人公。

3.鳳仙エリス

数ヶ月前に「ダイバー」となり、「アビス#0」に潜ったまま行方不明に。
クラスはFIGHTER。浩樹の従妹。

4.桔梗霧

行方不明になった鳳仙エリスを探す為、「ダイバー」となった。
クラスはGUNNER。浩樹の幼馴染。装備はアサルトライフル。

5.リリス=フェンリル

ネオ・ヒューマンの少女。ファットデビルを『処理』した後に酒場に現れた。
クラスはMYSTIC。

<各種説明>

<武器>

・セラミックレーザーブレード
 ロストテクノロジーが使われている刀。
 レーザーの刀身と実刃を切り替える事が出来る。ハデスが数年前から使っている得物。

・アサルトライフル
 軍用に開発された銃。威力が強いが、ショットガンサイズなので反動はさほど感じない。

<クラス>
・FIGHTER / 戦士
 銃と刀が両方使うことの出来る戦闘のエキスパート。

・GUNNER / 銃戦士
 拳銃、ショットガンなどを使うことの出来る狙撃手。

・MYSTIC / 超能力保持者
 ネオ・ヒューマンの「女性」しか使うことの出来ないフォース(超能力)を操る。
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 LastMission...

 アビス#0の奥底……。
 そこにXenoと呼ばれる生物と鳳仙エリスがそこにいた。
 既に彼女はXenoの一部となっている。
 彼女を救い出すにはXenoの核を斬るしかないと分かった。
 だが……。ためらいを生じる。
 Xenoの核を斬って、彼女を救い出せるか。
 そして生きてクライアントの下へ返す事が出来るのか。
「ハデスさん!」
 俺は呼びかけられ、何とかそれを振り切り、Xenoの核へ攻撃を掛ける。
 それしか手段は無い。

 ――鳳仙エリス、彼女を救う為には……。

 Prologue...

「着いたぜ、アビス#0に」
 運転手が青年にそう言う。
 何も語らずに青年は、車を降りてその後に運転手に礼を言った。
「しかし、なんでまたこのアビスに。バウンティ・ヘッド狩りなら別の所でやれば良いのによ。
 ……って、依頼の為か。気をつけな。あのアビスは特に危険だって聞くぜ。それじゃ、俺はこの辺でな」
 そう言って運転手は、何処かへ引き返すように車を走らせた。

『……ここか。
 依頼主(クライアント)は上倉浩樹。そして救出すべき相手は鳳仙エリス。
 アビス#0で詳細を話す、と……。やれやれ、俺に出来るのかね』

<『奈落』に落ちた姫君を救い出せ>
 Operation1. AbyssDiver -奈落に潜るモノ-

 既に西暦という言葉が忘れ去られた時代。
 世界は500億という人口を抱え、地上に住む場所を失いつつあった人類。
 残された選択肢はただ一つ。
 過去に廃棄された地下居住区の再生。
 しかし、そこは生物兵器の残骸や主無き防衛兵器が存在している。
 中には女性のみに危害を及ぼす生物兵器の成れの果てもいる。
 正規軍を投入する暇が無い政府は、地下居住区に存在する全ての防衛兵器、クリーチャーに対し「賞金首(バウンティ・ヘッド)システム」を適用し、それらを狩るごとに報酬金を払うというもの。
 そしてそれ目当てにアビスへ挑む者たちを人々は皮肉を込めてこう呼んだ。

「アビスダイバー(奈落に潜る者)」と。

 ◇

 アビス#0へ向かった青年は、その門前で立ち止まった。
「……ハデス=ハイペリオン。クラスはFIGHTER……。
 昔から傭兵をやっていた……か、なるほどな。それじゃ、命ある限り稼ぐ事だな」

 アビスのある町の中へと入った政宗。
『まずはダイバー登録だな……、ダイバーに登録せんと話にならんらしいからな』
 迷うことなく、彼はダイバーズギルドへ向かった。

「……ダイバー名:ハデス クラス:FIGHTER ……。登録完了いたしました。
 このIDカードが貴方を『ダイバー』の身分である事を証明するライセンスカードです」
 受付の人にライセンスカードを手渡される。
 こんな、大学の学生証みたいなのが、ライセンスカード……。と彼は思った。
 その後彼は真っ先にクライアントが待つ酒場へ出向いた。

 ◇

「……貴方が、ハデスさん」
「いかにも。確か、クライアントの上倉浩樹さん、ですね?」
「ええ。……エリスが『ダイバー』になってアビスに潜ったのは良いが、その後所在不明。
 アビス内での生命反応はあるらしいが……」
「……ふむ。ギルドの人もそんな事を言っていましたね。確か。
 アビスに潜って生命反応はあるくせに行方不明のダイバーが多く出ているっていう……」
 現にハデスの友人も、アビスへ向かったまま行方が分かっていない。
 ただ生命反応はあるらしい。受付で話を聞いたときにそれを知った。
 そしてクライアントの上倉浩樹が探して欲しいと言っている、鳳仙エリスもその一人だ。
「俺の知り合いもアビスへ向かっているが、見つからないと口をそろえて言うんだ。
 気になるが、友人にアビスへ行くなと止められてな。行けずじまいだ」
「なるほど。そのご友人は?」
「アビスへ向かっている頃だろう……。見つけたら、俺に頼まれたと言って合流してくれ」
「――承知した。それで、報酬金だがバウンティ・ヘッドを狩るごとで宜しいか?」
「そう、だな……。それでお願いできるか?」
「勿論。俺はなんでも屋だからな。上倉浩樹さん」

 ◇

『……ここが、地下居住区、別名「アビス」』
 ハデスはアビスへと繋がる階段を前にして思った。
『ライトボール良し、各医療ドラッグ良し、武器装備万全。では向かうとするか』
 そしてアビスへと彼は潜って言った。
 目的はクライアントの依頼達成。ただそれだけ。
 人類のために、自分のためにアビスへ彼は向かうのではない。
 依頼主のために、お金のためだけ。
 どれほどの事が、彼を待ち受けているのか。
 全てはアビスの中に、ある……。

後書き

月詠祐平であります。
Message2のネタが尽きて、こんなのを書いてみました。
ふと思いついたので書いてみるとあら不思議といった感じで物語がどんどん進行しています。
それでは(ペコ

この小説について

タイトル Operation1. AbyssDiver -奈落に潜るモノ-
初版 2006年3月10日
改訂 2006年3月10日
小説ID 615
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