酢豚にはカシューナッツを入れる事を要求する


湿気蒸し蒸しの部屋の片隅

掃除してるのに壁には黴が

見当違いのファブリーズが乱舞

剥がれかける壁紙

迂闊に寿司も喰えやしない

仕方がないので酢豚に変更

安上がりでもないけどちょっと食費が浮く

殆どニンジンとタマネギだけなのが哀しいね

咀嚼の最中視界に黒い影

ニャルラトホテプ!?

そんな……あれダスキン製だったのに!

どうでもいい思考がグルグル

脳裏に響くあの男の言葉

「そして時は動き出す」

おのれェェ〜……ハエタタキしかないではないか

背に腹は代えられぬ

カンブリアンチョップ!←間違い

ベチャ

またつまらぬものを斬ったな

気を取り直して食事

だが湯気を上げるご飯が美味しくなさそうに見える

なんで酢豚のシイタケはこんなに黒いんだ

おいほうじ茶汲んでこい

はい

一人亭主関白

今日も寂しい私

将来はきっと漫才師になれるさ

なりたくもないけど

蛍光灯の光が眩しい

ああ……本日の活動これまで

今日の一言「自爆と自滅は意味が違うんだ! 覚えとけ」

後書き

この詩は実体験ではありません。あくまで空想の産物です。
こんな空想出てくるんだから、病んでますよね。

この小説について

タイトル 酢豚にはカシューナッツを入れる事を要求する
初版 2006年5月21日
改訂 2006年5月21日
小説ID 734
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合計★ 7
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作家名 ★W.KOHICHI
作家ID 27
投稿数 89
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コメント (2)

★蓮打 2006年5月21日 13時39分29秒
私こういう詩は大好きなんですよねー。体言どめとか。「安上がりでもないのにちょっと食費が浮く」って、なに言ってんだって感じがおもしろい。プチ町田の称号を与えましょう。え? いらない。あ、じゃあ自分でつけときます。
弓射りと寒鰤 2006年5月28日 19時35分59秒
なんとなく語感が似てるだけです。

ニャルラトホテプ、たしかジャガーさんに出てきたような・・・?
違ってたら申し訳ない。元ネタをあてようとするだけで、感想を書こうとしない
ダメ人間です。ごめんなさい。
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