The Wizard world - 1話 降り立った先はジャングルw

ん..。
なんだろうとても暖かい。
なんだろうそよ風の音が聞こえる。
なんだろうとても心地良い。
このままずっとじっとしていたい。
深い眠りについたままでいたい。
だがそんな些細な欲求はある音でかき消される。
「グルァァァァァ!!!!!」
俺は急に眠りから覚め、飛び起きた。
急いで辺りを見回す。そこは360度すべてを日光さえ遮る大きな木で覆われていた。ジャングルというやつだ。よく見ると、赤や紫、青など毒々しい色の木の実が至る所になっている。日本じゃまずみない光景だ。なんせここは異世界、インフィニティなのだから。ところであの地面を揺るがすほどの咆哮はなんだったのだろう。とりあえず四方に注意を払う。すると、遠くで木々をなぎ倒す音が聞こえ、徐々に近づいてきた。俺は音のする一点を見つめ、いつでも逃げられる体制をとっていた。すると、茂みの奥からゆうに5mは超えているであろう巨大な銀色のオオカミが顔を覗かせた。それを見た瞬間俺は180度後ろを向き一目散に駆け出した。できる限りのスピードで走る。風の音がうるさい。木々がものすごいスピードで後ろに流れていく。...?俺は違和感を覚える。俺は走るのは得意だが、巨大なオオカミから走って逃げられるほどの超人的な足は持っていないはずだ。では何故?俺は白幼女のある一言を思い出した。

「もれなく10億人分のエネルギーをプレゼント!」

あくまで仮説だが俺は10億人分の力を手に入れたのではないか?
だったらこのスピードも頷ける。しかし10億ならもっとスピードが出るはずだ。つまり地球百周を一秒もかからずに移動することさえ可能なはずなのだ。まぁあくまで仮定なのでそうと決まったわけではないが。振り返ると等間隔でクレーターができている。
やはり脚力が大幅に鍛えられている。ならばッ!
俺は振り返り走り出した。巨大な狼が目前に迫る。
狼と接触する寸前、俺は思い切り跳躍し、狼の眉間に思いきり飛び蹴りを放った。グギャッメギョッ!!嫌な音と共に狼の上半身が粉文字通り々に砕け散り、遥か後方へ飛んでいった。

これほどの威力とは...
その時頭の中に聞き覚えのある声が響いた。

<おぉやるねぇ流石だねぇ新しい体の調子はどうだい?メチャクチャ強化したかいがあったねぇ!>
「見ていたのか?」
<ふっふっふ。私はのぞき見のプロなのだー!
それは置いといて、ひとつ教えることを忘れてたんだ。
心の中で「ステータス」って言ってみ。面白いものが見えるから。>

?とりあえずやってみるとするか。(ステータス)
すると目の前に半透明のボードのようなものが現れた。
それにはこう書かれていた。
・ステータス
・アイテム
・クエスト

まるでド○クエだな。とりあえずゲームのように「ステータス」触れてみる。すると予想通りステータスの画面が開いた。

名前 ジン カゲザキ
性別 男
年齢 13歳

腕力 50000000
魔力 800000000
体力 50000000
防御力50000000
俊敏 25000000
運  25000000

スキル
・迷い人
・人外
・四次元ポケット
・呪いの森の王者 new

なんか某青い狸を連想させるものがあったような...よくわからないが人外なのはわかった。とりあえず次、アイテムだ。

・金 10000000e

虚しっ!?それに一千万の価値すらわからないし...
とりあえず次だクエストはないだろうな...


無し



...だろうな。わかってはいたけどなんだろうこのガッカリは...

<やっほーみんな大好きハクヨウだよっ☆>
こんな口調だったっけ?
<ちなみにステータスはどれも成人男性だと10が平均だよ。金も1000eあれば1ヶ月暮らせる。あとその狼ははぎ取れば皮や牙が売れるよ〜。ちなみに剥ぎ取りはSA・WA・RU・DA・KE☆それじゃ頑張って。バハハーイww>

...言い方は置いといていいことを聞けた。
とりあえず狼の残った部分を解体してアイテムに収めたあと、手頃な木の窪みの中で休憩をとることにした。

この小説について

タイトル 1話 降り立った先はジャングルw
初版 2013年2月26日
改訂 2013年2月27日
小説ID 4466
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駆け出し
作家名 ★cape
作家ID 798
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