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的場騎手・新記録祝い小説

「さあ、大井に着いたぞ」

性懲りもなくAさんは呟いた。

1レースの新聞を開いて

「まずは運だめしで単勝1番人気馬から上位への馬複だな」

結果は、

1番人気が勝って9番人気が2着。

「やはり上位の組み合わせで取れるほど甘くないか」

2レースは5番が単勝1.1倍の断然人気。

「ならば5番から馬複総流しだ」

結果、

5番1着で2番人気が2着。

新聞の印どおりの低配当。

「基本的に競馬は堅いよ。穴なんか出ない・・・」

「よし、3レースは本命対抗の1本勝負だ」

結果、

対抗が勝ち、本命は3着。

「う〜ん、流れが悪いな・・・飯でも食って来よう」



中盤のレースを見送ったAさん。

10レースを迎えた。

「そもそも馬複がダメなんだ。三連単を買おう」

三連と馬複のマークカード2枚を挿入。

すると残高不足?で1枚が戻ってきた。

「馬複1−2のほうか。万札崩すの勿体ないな」

そう言ってAさんはカードを捨てた。

結果、

1番1着、2番2着。

「こういう外し方もあるのかよ・・・」

気を取り直して次の11レース。

「逆転を期して三連単3−6固定で2、7、8へ」

レースは3番ー6番の順で入線し、

3着は2番と9番の写真判定となった。

「足し算の3−6−9という落ちがつくのかな」

結果、

2番が3着。

配当は百倍を超えた。

「やっと取ったぞ」

Aさんは的中馬券を払い戻し機に入れた。

すると、

この投票券は的中していません

という機械の声が響いた。

「え?どういうことだ」

Aさんは馬券を確認した。

「場名が大井じゃなくて笠松になってる」

マークカードの塗り間違いである。

その笠松11レースがスタートを切った。

結果、

3ー6−9と入った。

「そこまで意地悪するんですか・・・」

Aさんは落胆の表情を浮かべた。

最終12レース。

「単勝万馬券の4番から三連単4−5−9と4−9−5の2点」

結果、

4−5−9と入った。

「今度は場名も合ってるし、審議にもなってない」

「よっしゃー、100万馬券取ったぞ」

Aさんの声を聞いて

周りの人が集まってきた。

「すげえな。ご祝儀くれよ」

「おう。1万やるから俺の後ろに並んでろ」

Aさんの後ろに行列ができた。

確定のランプがつき

払い戻しのアナウンスが流れた。

払い戻し金額をお知らせします。

三連複、23万7千円。

三連単、1千290円。

「ウソだろ。三連複は10万超えてるのに」

「・・・」

並んでいた人達が離れていった。

呆然と立ち尽くすAさん。

「この勝負弱さはギネスブックに申請しないとな・・・」

「アハハ」



ー完

タケキヨ 2018年8月14日 8時07分13秒
wty123

fewfef

wty123 2018年1月10日 12時10分47秒
的場騎手7000勝記念小説

1月3日、川崎競馬場にて。
中井アナウンサーの進行で、
「皆さん、明けましておめでとうございます」
報知グランプリカップのトークショーが始まる。
ゲストのダニ桃子が挨拶し、
続いて佐々木梅見が
「どうも。今年も生きてま〜す」
と軽いノリで挨拶。
「あら、佐々木さんキャラ変えましたか?」
中井アナが突っ込む。
「川崎競馬存続のため私が率先して変わらねば・・・」
神妙な顔で答える佐々木。
「的外文男騎手が佐々木さんの大記録に迫ってますね」
と中井アナ。
「的外くん、早く死んでくれないかな・・・」
真顔の佐々木。
「アハハ、興味は逝く前に記録達成なるか」
と毒を吐くダニ。
「さて、桃子のサイン予想はどうですか」
中井アナが聞いた。
6枠(ケ)イアイレオーネ
6枠(ム)サシキングオー
「6枠の馬名の頭文字がケムンパスなんですよ」
とダニが得意気に説明。
「なるほど。6枠が煙に巻くと・・・」
そのとき、
「ケイアイレオーネ号が転倒したので馬体検査します」
場内アナウンスが事態を伝えた。
馬はゲートの前で倒れたまま動かない。
「大丈夫でしょうか」
ダニが不安になるも、
その一方で事態を喜ぶ基地外(毎日来てるファン)ども。
「俺、的外のケイアイレオーネ消してるから儲けたぞ」
しばらくして場内アナウンスが流れる。
「検査の結果、馬体に異常ないので出走させます」
「え、馬は倒れたままですよ」
ダニの表情が曇る。
「大丈夫だよ。きっと的外くんなら・・・」
と佐々木が呟く。
トークショーがお開きになり、締め切りのベルが鳴った。
各馬がゲート入りを完了したが、
依然としてケイアイレオーネは動かない。
「おっと、これはどうしたことでしょうか」
実況の中井アナが驚く。
なんと、
的外騎手が倒れているケイアイレオーネを担ぎ上げた。
「馬が人間に乗っている・・・ウソだろ」
困惑する基地外。
「全馬ゲート入り、スタートしました」
的外は後方の位置取り?である。
レースが佳境に入り、
7枠の馬と3枠の馬が4コーナーをまわって直線に向く。
「よし、そのまま。3−7はお年玉馬券だ」
と声を上げる基地外。
その瞬間、信じられない光景が・・・
「外から凄い脚で的外が伸びてきて差し切りゴールイン」
の実況。
「そんなバカな・・・」
落胆する基地外。
ゴール後、
的外は担いでいた馬をポイっと捨てて厩舎へ走り去った。
枠連3−6で決着した。
表彰式のプレゼンターはダニである。
「的外騎手の豪脚には感動しました」
と言って花束を渡す。
「これが本当のゲン(馬)担ぎです。今年は7000勝目指して頑張ります」
的外騎手が抱負を述べた。
ー完

7000勝は宿題でした。
人生振り返ったとき、
苦しいい時期もあったが自分は幸せだった。
感謝の気持ちしかない。
今後は目的(佐々木の記録)のためがんばるよ。
的外の談話より

(的場騎手・7000勝の道程)
1956年9月7日生まれ。
1973年10月16日の大井競馬でデビュー。
この年は11月6日に初勝利。
1977年10月17日に重賞初制覇。
1983年に129勝を挙げ、初のリーディングを獲得。
1985年に大井競馬の最優秀騎手賞を初受賞
1987年2月13日の大井競馬で通算1000勝を達成。
1993年11月29日の大井競馬で通算2000勝を達成。
1999年12月8日の大井競馬で通算3000勝を達成。
2002年12月17日の浦和競馬で通算4000勝を達成。
この年は363勝し、地方競馬全国リーディングを獲得。
2006年3月7日の浦和競馬で通算5000勝を達成。
2010年6月4日の大井競馬で通算6000勝を達成。
2017年5月17日の川崎競馬で通算7000勝を達成。

★タケキヨ 2017年6月18日 13時17分07秒
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